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そもそも、私が間違っていたのかもしれない。


復職して、やっと2週間。

実は、少し前から、
転職活動も並行して行っている。

休職期間を終え、
「復職する」か、「転職する」か。
どちらにも振り切れなかった私は、

ーー復職しつつ、細々と転職活動行う

この選択を選んだ。

結果はボロボロで、
お祈りメールが届くたび、
「自分に価値は、ないのかな」と思う。

そんな中、先日、
とあるベンチャー企業のバックオフィスメンバー採用募集の、
カジュアル面談を受けてきた。

面談は、会社説明から始まり、
私の経歴紹介や軽い雑談をし、和やかな雰囲気で進んだ。
先方は、物腰の柔らかい方で、高圧的な感じもない。
ベンチャーということもあり、
少数精鋭、スピード感のある職場のようで、
ここで働くと、多くの学びがありそうだなと感じた。


あっという間に、面談時間の1時間が過ぎていた。


ここまでは、すごくよかったのだが、
最後の質疑応答で、少しだけ違和感を感じてしまった。

「本ポジションで入社した場合、
 どのようなキャリアを目指すことができますか?」

「バックオフィスは、おそらくずっとバックオフィスになると思います。
採用が増えれば、人事専任などになる可能性も、
なくはないかもしれないですが・・。
基本的には、ずっとバックオフィスですね。」


この回答に、
正直、少しだけ引っ掛かっている。
企業目線で言うと、当たり前の回答で、
まったく変な回答ではないのだけれど。


多くの会社は、「〇〇のキャリアプランを描けます。」など、
入った時のポジションより、
キャリアアップするようなプランを提示する場合が多い。(気がする)

「ずっと、このままです。(キャリアアップの可能性はない)」と、
素直に言ってくれたことは、応募者側からすると、
綺麗ごと並べられるより信頼できるけれど、
自分の可能性が否定されたような気がした。

企業にとっては、
”私”がキャリアアップできるか。スキルを伸ばしていけるか。
よりよく働けるか。
それって、関係ないわけで。

企業にとって大事なのは、
”企業”が発展していけるか。売り上げを伸ばしていけるか。
よりよいものを生み出せるか。
これに、尽きる。

一人称は、”私”ではなく、”企業”。


そもそも、私が間違っていたのかもしれない。



「今の会社で働き続ける」か、「転職する」か。

私、何がしたいんだっけ。
どうやって、会社を選べばいいんだっけ。

そもそも、
働く、って何だっけ。


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