098神道原初神:国常立尊(天御中主神)は、陰陽分かれ葦牙姿で誕生。五徳を有す。次に、【水徳】国狭槌尊、続いて【火徳】豊雲野神、以下、【木徳】泥瓊・沙土泥瓊尊、【金徳】大戸之道・大苫邊尊、【土徳】面足尊・惶根尊を生む。つまり、水→火→木→金→土徳神の順。「神皇正統記」北畠親房。
043原初神を悉く祭る濃尾。国常立尊(御嶽神社)、国常立尊・国狭槌尊・豊雲野神(三明神社)。伊邪那岐・伊邪那美(白山神社)が突出分布。三貴神(月読命・スサノオ。アマテラス)の中心神:スサノオ(津島大社)、その子:天火明命、大歳神(ニギハヤヒ)、同神妻、孫神一切を祭る地域。
「艮の金神」(うしとらのこんじん)とは? 国之常立神 「坤の金神」(ひつじさるのこんじん)とは? 豊雲野神
078五十猛尊(=天火明命):東北に多く分布。出羽、伊達の語源。秋田で「なまはげ祭」が行われてるが、その姿は鬼+蓑衣。元の姿は、宮古島に伝わる奇祭・パーントゥと思える。隠岐に加羅から来た木の葉人伝承がある。蓑→見野=豊雲野神(火徳)。南宮大社:金山彦で見野尊、天火明命を伴に祀る。