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今何故か、アイヌのSpiritsにヒンナヒンナしている件

『ゴールデンカムイ』の一斉配信を見ているからなのか、
某ワイドショーでアイヌの件を報道されていたからなのか、
今仲間に入らせてもらってるコミュニティーの名前に
「コタン=アイヌ語で”村”」という名前がついているからなのか(多分それが大半)、
今、私の中でアイヌのSpiritsがヒンナヒンナ(感謝)しています。

目に見えないもの、命あるもの、自然をカムイ=神と呼び尊ぶSpirits。

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厳しい自然の中で、命を祝い、踊り歌うSpirits。

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寄り添いつつも畏怖を忘れない、尊厳を保つSpirits。

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アイヌのSpiritsの中には悲しい歴史がある。
その悲しみを生み出したものが、
今もう要らない“土の時代”の観念なんだと思う。

風の時代になったら、土の時代に植え付けられてしまった悲しみは、もう捨てることができる。
風の時代は、軽やかにフワフワ生きる。

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一方で、アイヌのSpiritsのような、どろくさいような、
土に寄り添うような、土台にヒンナする。

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the・土、ともいえる定礎のようなSpiritsを持つことが、
実は大事な気がしてて。

そして今思ったのは・・・このSpiritsは、
國常立尊(クニトコタチノミコト)のSpiritsでもある。

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國常立尊は、この土地の土台=まさに定礎を築いた天津神。
國常立尊は【神世七代】という天地開闢7代の初代神。
※2代目の神は、雲の神である豊雲野神(トヨクモノカミ)。

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アイヌの創世神話では、二人のカムイが、土から命を創るんです。

『風土』って言葉があるでしょう?
言い得て妙だなって思う。
風と土。
相対する二つの単語が合わさったこの言葉の本来の意味は・・・

 季節の循環に対応する土地の生命力

なんだって。ステキ過ぎない?
循環するものにちゃんと順応してる価値観。
生命力=風土。これが重たいワケがない。

生命力=風土にヒンナヒンナ。
それが出来れば、土の時代当たり前に存在してた差別も偏見も
風の時代に消えていくはず。

風の時代、自由に軽やかにフワフワ生きるには、命にヒンナする。
クニトコタチにヒンナする。それがアイヌのSpiritsなんだな。

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