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103祓戸四神:記紀では正体がわからない①瀬織津比売、②速開都比売、③気吹戸主、④速佐須良比売の四神。実体は、①天火明命妃、②ニギハヤヒ母、③天火明命母、④天火明命妻(ニギハヤヒ妹)。四神は、ニギハヤヒ・ウマシマチ(物部)親子の犯した罪を祓い、天火明命を鎮める役目を負う。

4か月前

112邪馬台国と濃尾:108で大(夜神族)+和(昼神族)=邪馬台、その主力は尾張族と書いた。学問は、纏向土器の約半分が濃尾系であるのに大和中心史観(日本的中華思想)ゆえに同族を奴隷と説くが、もっと素直に見るべき。そうすると、大和政権成立前は濃尾が中心であった事が自然に見えてくる。

3か月前

017超古代史:ゼカリア・シッチン氏(シュメール語研究者)は、太陽系が描かれた石板から、シュメール文明は宇宙(ニビル星)人と地球人が混血して生まれた、BC2千年核で滅びたと説く。聖書との整合性を強調したが、今日、翻訳方法、惑星衝突に関する天文学、神話直解の点で強い批判がある。

5か月前

ーNote登録二か月回顧ー今年11月下旬に登録。連日2~3古代史つぶやき発信。2週間目にフォロワーが一気に増えましたが、これはビッギナーズラック。日本神話などの素養がないと親しみにくい内容という事もあってか、ひと月でフォロワーはほぼ半減。めげず地道に中身ある記事を投稿方向で。

4か月前

096阿蘇ピンク(馬門)石:古墳の石棺に使用。愛智神話では、天火明命・越乃沼河姫ー建御名方神・八坂海戸姫ー健磐龍命・阿蘇津姫→阿蘇氏を伝える。同石を使う古墳は、天火明命、建御名方神系譜の重要人物とみる事ができる。植山(橿原)、今城塚(高槻)、築山(瀬戸内)、甲山(野洲)各古墳他。

4か月前

110古代祭祀女王系譜:卑弥呼=日巫女王であれば、日神本流・天火明命系譜上の人物でなければならない。同系譜に、妹千用魂、子香久山姫、五十鈴依姫、孫玉依姫、香久戸姫…⑦孫大倭久邇阿禮姫、⑧倭迹迹日女命千々姫、⑨倭迹迹日百襲姫命、⑩息長水依日女、⑪息長帯比売命、⑫宮簀媛がある。

3か月前

027半島では、円筒埴輪文化圏が製鉄国家:大伽耶領域とされている。奇しくも、大和(備前)前方後円墳文化の特徴は、円筒埴輪列。古墳前期の濃尾は前方後「方」墳(弥生:方形周溝墓)主流で壺埴輪文化。大伽耶の伽耶琴も有名。秦酒公は、琴音で過ちをさとさせる試み(紀:雄略天皇十二年十月条)。

5か月前

108大和と書いて「やまと」と読む。3C中頃成立した大和政権は、「昼は人夜は神が造った」箸墓古墳を端緒とする。要は、日神(倭)族+月星(大=多)族の合同政権で、それが邪馬台(国)である事を教えている。日神(天孫)族が渡来である事を思えば、邪馬台の源は大和建設主力の尾張族と思える。

3か月前

029人心乱れ切った中国の戦国時代を生きた孔子は、「(聖王が政する)東夷に住みたい」(「子欲居九夷。」「君子居之,何陋之有?」論語卷之五子罕第九之十四)と語った。この東(九)夷とは、海洋系太陽信仰族の箕子朝鮮(番韓)のこと。東夷族王は、平和で豊かな国造りを実践していた事が知れる。

5か月前

113濃尾の祭神的特徴:三明神(国常立尊、国狭槌尊、豊斟渟尊)を祀り、列島創生神イザナギ・イザナミをどの地域よりも突出して多く祀る。そして、何よりも「天照国照彦」天火明の妃、子、孫など関係諸神をあちこちで体系的に祀っている。神社(祭神)分布を素直に見れば、弥生初期国家形成は濃尾。

3か月前

107額田部2:推古天皇(豊御食炊屋姫)の諱は「額田」部王。厩戸(≒宇土)豊聡耳皇子が補佐。凡海氏に養育を受けた天武天皇の和風諡号は、「渟中」原瀛真人。同天皇が恋した鏡王女「額田」部姫王。船運(海洋、宇土)族額田部の存在は大きい。鏡=加賀見=蛇神(海洋)族。豊宇気毘売神=宇土族。

3か月前

106額田部。大和川諸支流合流地、九州宇土半島他に展開。船運族である事は明白。同部族の源(弥生)を考えると、西九州には伽耶族渡来伝承、「ノ」(野、能)地名がしばしば伽耶族開拓地(野槌=草野姫=かやのひめ)であること等を念頭に置くと、野槌=野加身(神)→野上≒額田の転訛と思える。

3か月前

114阿多(大山祇、南倭)神の神木は「楠」。熱田神宮の大楠に棲む白蛇に対して毎朝卵が供えられている。ちなみに、下知我麻社(本星崎)は、尾張氏母神:真敷刀俾と共に薩摩(阿多)の地をニニギに譲った伊奈突智老翁(塩土老翁=事勝国勝長狭神)を祭っている。宗像(スサノオ、北倭)神は「杉」。

3か月前

034記紀に卑弥呼の記事がないのは、中国に付けられた蔑称所以ではない。その代々の祭祀女王が統治男王(天皇家)と血脈が異なり、往古においては前者の方が格上だったからだ。私見だが、その女王はおしなべて天火明命の血筋にある。魏志の卑弥呼はその⑧臺與は⑨、そして日本武尊妻:宮簀媛が⑫孫。

5か月前

011 文献で古代に迫ろうとするとき、読みやすいこの書物から初めてみてください。新井白石「古史通」(古代史通になるには)。同書で彼は、神は人なり(実際に生きた歴史上の人物)、古語は字義(ほとんど付会になる)に依らず音意を追求すべしと説いています。私の草枕古代史の基本スタンスです。

6か月前

取材005猿投に武田信玄墓伝承。周囲を見渡せる物見山があり、ここで天火明命を祭り、多度大社(天目一箇神)の元宮がある。ホツマ伝は、天火明命⑫孫宮簀媛と日本武尊の子を武田王、信玄をその子孫とし、愛智神話は天火明命孫天村雲命=「(天)目一」としている。勝頼が自刃した天目山は此処か?

5か月前

111<二派の古代海洋族>イザナギ・イザナミ嫡子:火之迦具土神を祭る愛宕神社と秋葉神社。前者は阿多子だから阿多隼人(大山祇神)族系、後者は「秋津」神名が見られる大海祇(→スサノオ)神系譜と思える。日本を「秋津洲」と呼ぶのは後者の文化だろう。大祓神でもあるから罪を犯した可能性大。

3か月前

005大物主=大国主和魂(ニギミタマ)=ニギハヤヒ、大国主荒魂=天火明命。ともに大国主。前者が「和」、後者が「荒」と表現される点に古代史を解く重要な鍵がある。荒神は濃尾、関東、東北に多い。

6か月前

046スサノオの四魂を祭る津島大社の境内四摂社。荒御魂(蛇毒)神社、和御魂(蘇民)社、柏樹社(奇御魂)、居森社(幸御魂)。私見では、スサノオの子と配偶者の神社と判断。荒=子:天火明命、和=子:ニギハヤヒ、奇=妻:奇稲田姫、幸=子:須世理姫(ニギハヤヒ妹、天火明命妃)。いかが?

5か月前

036日本書紀は、濃尾主神:天火明命に関して、ニニギ(皇孫)の第3子&尾張連等始祖(神代下第八段本文)、一書云2では第2子、同3では第1子と説く。ニニギと栲幡千千姫命の子という位置にある(古事記同)。新撰姓氏録では「天孫」、ホツマ伝は兄:天火明命、弟:ニニギと異系統にしている。

5か月前