天文学から読む古事記

別天神5柱の次に生まれた2柱

国之常立神々(くにのとこたちかみ)
豊雲野神(とよくもぬのかみ)

別天神の天之常立神は宇宙の真理法則である
国之常立神は、地球で扱う法則。
乗率、進法になる。
進法は数の表現方法の一種で、あらかじめ定められたN 種類の記号(数字)を列べることによって数を表す方法である。

今日の日本において通常使われているのは、 N が十である十進法であるが、コンピュータではニ進法、八進法、十六進法といった「二の冪数」進法が用いられている。

この進法を踏まえて、
豊雲野神は、雲は見えるようで実態がないモヤモヤしたもの。
つまり0

ただし、数あるいは数値としての 0 とは別物である。
位取り記数法
空を示す字としてのゼロである。
位取り記数法における数字の 0 は空位を表すのに用いられ、それによって下位および上位の桁の数字に適切な重みを与えることができる。
つまり0は、橋渡し役になる。位取りが桁と言われる由来である。

このような概念が、人類に叡智を与えた。
だが、目には見えないため、この二柱も身を隠した。

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