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癒しびと「豊雲野命來たりませ」

このものを癒し給へ
豊雲野命(とよくものみこと)
來たりませ

古来人々はがん(癌)を雲にたとえ
水蒸気集めて雲となり

陽の光を覆うと言えど
次第に陽の光を浴びて
雲散霧消すべきか

その様はあたかも変幻自在の春の雲の如し

秋雲は山々を覆て
なかなかに消え難きものなれば

春の雲は
陽の光さえ浴びれば
たちまち雲散霧消すべき

さればこそ

豊雲野命來たりまして
春の雲の如くに
この者の恐怖と心配と悲しみをまき散らして

この世に悪しきものと申すは
人の勝手都合にして
本来その性質は清浄無垢なれば

悪に本質なし
すべては善なり

豊雲野命
名こそ春の雲
一切の悩み苦しみを
陽の光にてまき散らし消し給へる

豊雲野命
古の昔よりは癒し人として
国王臣下ならびに臣民らの病を癒し給へる

古事記にては神の名として祀りあげられど
されど本来はこれ
天津神より国ふり給へる人なり

豊葦原瑞穂の国に生まれ
ヨモギ フキノトウはじめ
春の野の草を採り集め

これらを煎じて
粉々に砕きて粉となし
米粒ひとつひとつにまぶして
これを食したるところ
たちまち一切の病は癒えしものなるかな

その様を見て
大和まほろばの民たちは
まことこれ神の力なりと誉め称え

後に豊雲野命と給ひしものなれば
この理(ことわり)に従ひて
よろづ人の悩み苦しみを救い給ひ

後にまた小豆を混ぜて
小豆も飯として臣民に分け与え
諸々の病を癒し給へるものなるかな

もとより大和の民らは
野の草をはじめ
すべてを
世、神より授かりし薬草として扱い

植物の花から身から葉っぱから
根の端々にいたるまで
すべてを丸ごと食して

これを
大和のまことの癒しのものとして
取扱いしものなり

また田植えの折に
葦の葉は鉄を多く含むがゆえに
すべての血の病を癒しもせしものなり

その他はガマの実
イネの根
ヨモギの茎
オオバコ 
セリ

とりまとめてこれらすべてを
臼の中に入れて粉々に砕きて
これらを粉として煎じて飲むものなり

されば 
かくの如くにして
古来大和の民らはすべての病を癒ししものなり

あっぱれ豊雲野命
再びこの大和の地に
くだり給ひて
民草のすべての病を癒し給へ

あるいは
沼地に花咲く蓮の花は
先祖代々より続く
遺伝的病に効果あることを
仏陀釈迦牟尼仏も存じ上げるとおり

我が国の民は
それをすべて知悉しているしておるなれば

これらも並べて
我ら大和の民たちは
これらすべての薬草の知識を携えて

時には隣国の中国に伝わり
薬草、本草のもととなりしものなり

さればこそ
再び豊雲野命よ
国の薬草は人々の血液を浄化し
遺伝的な病のすべてを癒すものなれば
再びこの地にその知識と
教えを授け給へや

あっぱれ豊雲野命

かつて国常立は天文と地理に詳しく
豊雲野命は医療と食料に詳しく

この二つを基(もとい)として
大和の礎とせしものなり

2024年3月3日 ヒーリングにて
Dr.Shu  五島秀一






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