お腹が痛くなると 正露丸糖衣を飲む 独特の味が苦手で 大人になって糖衣を知り 専ら糖衣派に それでも「正露丸」なのは きっと幼い頃 夜中に お腹が痛いと言ったとき 正露丸を飲ませてくれて 話し相手になったあと 「ほ~らもう治った」と言ってた 父と母の声を 思い出すからだと思う
糖衣をまとった薬を飲みながら「苦さを甘さでごまかすなんて間違ってる。その甘さは、偽善の味だよ」なんて思っている。 「良薬は口に苦し」と言うけれど、最近は何が良薬だか分からない。
おなかがいたくて 薬を飲んだ いつもなら 一度で すぐなおるのに 今日はナカナカ おかしいな? も一度 飲んだ その時 わかった おとな 1回4錠 こども 1回3錠 くせになってて 3錠ずつしか 飲んでなかった おかあさんに なっていたのか? 13年めで やっと思えた 瞬間