前に進むために過去を振り返る。 なんにも知らなかった自分を振り返って。 他人事なんかじゃない。 悲しみ。体の一部をもがれるような気持ち。 なのに。やはり喪に服しながらも涙を見せない。 誰よりも気持ちは私はよく分かる。まだ、私はあの子の首輪を持っているから。忘れられない。