中露が海洋安全保障の領域で着実に連携を深めている理由を考察した論文です。連携の範囲を海上領域に限定するのはエスカレーション管理が相対的に容易であり、米国に警戒され、態勢が強化されるのを防ぐためではないかと見られています。 https://digital-commons.usnwc.edu/nwc-review/vol76/iss2/5/
丁度10年前の今日、沖縄名護で米国が初参加した第6回太平洋・島サミットが閉幕し、海洋安全保障に関する国際法や条約の順守などを柱とする、首脳宣言が採択された。当時から中国の太平洋諸国への影響を牽制する狙いではあったのだが、ソロモン諸島がすでに中国の甘言によって懐柔されてしまった。