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R5.1.23(月) 南部西太平洋サンクチュアリ構想

自民党員です。毎日メールしています。
今日は「南部西太平洋サンクチュアリ構想」について書きます。

総理は海洋安全保障についてどうお考えでしょうか? 

私は、安倍元首相の第1次政権の時に目にした「インド太平洋」という言葉に衝撃を受けました。アジアという言葉は、東南アジアと中国を連想させます。「インド太平洋」という言葉で、海の安全保障に結びつけるイメージに感動を覚えました。現在クワッドがあるのも、このおかげです。

いくらビジョンがあっても、日本だけでは何もできない、そう考えるなら世界は変わりません。ビジョンを持つことこそ、これからの世界を作る源です。私はそう信じています。

さて、世界地図を眺めると、南西太平洋には多くの島々が浮かんでいます。メラネシア、ポリネシア、ミクロネシア。これらの地域に浮かぶ島々は、まるで水を飲みに降り立った鳥のようです。

安全な海に囲まれていると思って、そこに佇む島国も、中国の脅威は忍び寄ってきます。もう毒の水を飲まされてしまった国もあります。同じ島国の日本としては、島嶼国を大切にしたい。それは日本の海を守ることでもあります。この国々を守るために、日米はもちろん、AUKUSとフランスが同盟し、南西太平洋をサンクチュアリにするという構想です。

サンクチュアリは保護区です。英米仏が、よもや中国のような侵略の野望を持つとは思えませんが、サンクチュアリという言葉を使うことで、この同盟の意味が理解できると考えます。これらの島々の発展は、それぞれの国家ががんばることです。問題は島国を囲む海を、私たちの同盟が守り、保護区禁猟区にすることで、インド太平洋よりさらに広く大きな範囲の、対中包囲網にすることを目的とします。

腐っても鯛の国連では1国1票です。このサンクチュアリ同盟では、西側の勢力範囲を広げることにもなります。いかがでしょう?これは安倍元首相の構想に感動して、さらに広く二重に「法の支配」の及ぶ海洋安全保障について考えたビジョンであります。
総理には、西側諸国との外交において、物々交換ではなく、ぜひビジョンを与える日本のトップであってほしいのです。核廃絶など原爆投下国の大統領に話せばただの嫌味です。日米はこれからの世界平和のデザイナーであるべきです。

ぜひ、総理の海洋安全保障のビジョンをお聞きしたいです。



「官邸メール」連載にあたって

昨年7月。安倍晋三暗殺のあと、悲しんでばかりいてはいけない。一国民として何かをしようと考えました。「毎日官邸メールを書く」ことで、自分が日本のことを毎日考えることを日課にしました。

どんな担当者が読むのか、はたして総理まで行くのか、わかりません。だから思い切ってnoteに載せてみることにしました。これは素人の意見です。でも日本を大切に思う気持ちは国民全員同じ重さです。60代の主婦がこんなことを考えていると知ってほしいのです。

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