最近書店に行くと、並べられた表紙からいろんな著者に睨まれて落ち着かない。出版社も付和雷同というか、考えることが月並みだよなあ。
辻仁成氏の「WILD FLOWER」という物語の中で「写真芸術を殺す一番の病原菌は作為」(本文から一部抜粋)という記述があった。俳句も同じであるが、作為がなければ良いのかというとまた違うと思う。ありのままでは月並みなものになりがちで、まさに禅問答のような間の中で葛藤し続けていく。