あらゆる機能は唐突に発生し、また特異的に欠如し得る。そのように振る舞うものこそ機能だ。

いつも見えないところにいる私の笑顔は

彼らが相変わらず彼らでいるように

私も相変わらず私であれと命じる。

相変わった状態になればすぐにそれを察知し

彼らは私を元に戻そうとする。

しかし同時に彼らは私に変化を要求する。

唐突な変化ではなく、月並みな変化を

私はその度に答える

答えて答えて答えて答えて

雪山の天然スギのように湾曲した私を見て

彼らは素直さに欠けていると言う。

あまり期待を気にするなと言う。

ふざけるな、喰ってやろうか

この肉食恐竜のように湾曲した犬歯で

その柔肌をなぞってやろうか

うそだ、あまりに不味そうだ。


まぁ、まとめると、

人類の戦争の矛先はいつも人以外に向いていて、

その証拠に今では戦車が土を耕し、

汽車が兵士と貨物を運び、

戦闘機が薬剤を散布し、

レーダーが絶えず地表を照射し、

無線機が内通と偵察と監視を取計らい、

かつそれらが自発的に相互に補助し合っている、


『世界大戦とは何か』

わかってきたでしょ。

モータリゼーション 回転回転

ファーティライザー 消耗消耗

メディカルケアー  添加添加

じゃぶじゃぶ ちゃりんちゃりん


私もあなたも共に戦う兵士だ

なにに対して?なんのために?

どこに向かって?

大丈夫、余計なことさえ考えなければ、

すべてが上手くいくから。

地球が太陽を回るより何倍も速く、太陽系も動いているのだ。

この列車は止まらない。

止まることを前提としてないから、

設計上、窓や扉もない。

壁を壊せる強度の道具もない。

ここにあるのは底知れない希望とやる気、

至高の喜びと至福の循環だけ。

あぁたのしい

あぁたのしい

たのしいよ、ね?

たのしいでしょ。ね。


hahahahaha!

こりゃまたおもしろい機能が降りてきたもんだ。

完全に無くなったら無くなったことに気付けやしない。

完全に現れたら現れたことにすら気付けないように。

こうして機能はかつ生まれ、かつ消えていく。

まるで初めからそこにあり、初めからなかったかのように。

機能とは私のことだ。

この全知全能無知無能な、この私だ。

どの私だ?

私 仏 ム 鬼 台 

ここ


にむろで










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