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#カメラのたのしみ方

自分が目で見たものを記録するツールから、自分が表現したいものを伝える手段にも。そんな新しい広がりを見せる「カメラのたのしみ方」についての投稿を募集します!

人気の記事一覧

紫金山・アトラス彗星に願いをかけよう

百武、ヘール・ボップという大彗星が立て続けに見られたのは学生時代で、その頃は、そんな彗星は何年かに一度やってくるものだと思っていました。でも、それ以来27年「彗星らしい彗星」は一度も現れませんでした。 この間に、大彗星(大きい彗星という意味ではなく、明るく見える彗星)になることを期待させたものもありました。でも、結局は「なんとか肉眼でも見える」程度で終わってしまいました。はじめて見つかった彗星(ほとんどがそうです)は大きさも性質もまったくわからないので、予測が難しいのです。

写真に言葉は必要ですか?

「表現」に触れるためには準備が必要です。 ある一枚の写真に対して、あるいは、たまたま通りかかったギャラリーの写真展を見て「さあ、何かを感じてください」と言われても、そんなことすぐにはできません。無理して言葉にしようとしても「プリントのトーンがきれい」とか「写真の構成が絶妙」など、表現の本質とは関係のないことばかりになってしまいます。 --- 「表現」に触れるためには感覚が励起状態になる必要があります。 それは、「作品の世界」に取り込まれるような、地面から浮かび上がるよ

ぼくらが恋に落ちる理由:カメラ編

着実に遠くまで行こうとするのが愛なら、刹那の衝動の中であたらしい世界を見ようとするのが恋。愛は積分値を、恋は微分値を最大化しようとします。 どちらかが上位にあるわけではありません。 人生には「愛」も「恋」も必要です。 それはカメラとの関係にも言えることです。使いやすくて信頼できるカメラと、高揚感をもたらしてくれるカメラ。そのどちらも大切です。 「愛」の側のカメラ、つまり信頼できるカメラはスペックなどを検討して理性で選ぶことができます。あるいは、長く使っているうちに大切な

雨は小樽のために

小樽の外れにある小さな浜辺。 あの日、ふたりで、ただ海を見ていました。 海は穏やかでした。 赤い列車が高い警笛を響かせながら通り過ぎ、 陽が傾くにつれて少し肌寒くなってきました。 札幌からの列車が朝里駅を過ぎて左にカーブすると、小さな浜辺が見えてきます。いまでもそこを通るたびに、あの5月の午後のことを思い出すのです。 小樽。 晴れた日の記憶も、甘い湿度を持って染み込んでいる街。

結局富士フイルムのカメラに戻る人

ここ数年、色々なメーカーのカメラを使ってきましたが、ある程度時間が経つと必ずと言っていいほど戻ってきてしまう。 それが富士フイルムのカメラ。 昨今、新品中古価格ともに高騰し、メーカーから離れていく人もいるとは思う。それに、画質という面では、正直フルサイズ以上のカメラの方が良い。センサーの大きさが異なるので、それはそうですよね。 ただね、「The Joy of Take Photos」 撮る喜びや楽しさという点では、国内のカメラメーカーの中で自分は一番「持っていて楽しい

ハッセルブラッドSWCが写真を教えてくれた

ハッセルブラッドのSWCはBiogon 38mm F4.5が固定された6×6判の広角専用カメラです。縦横比が違うので比較は難しいですが、画角は35mm判で20mmから24mmくらいの感覚でしょうか。他の多くのハッセルブラッドのような一眼レフではなく、上に乗ったファインダーで撮影範囲を確認します。 写真を撮ることに少し慣れてくると、きれいにまとまった「それっぽい写真」を撮って満足するようになります。それが悪いわけではありませんが、自分の思い通りに、あるいはなにかの基準に沿って

小屋キャンプ!

ども、spinozamotors です。 さわやかな季節になったもんですね! あんまりさわやかなもんだから、いつもの小屋で1泊してみました。 テントは張らないし焚き火もしないけど、 キャンプっぽいよね! そんなこんなで、今回は小屋に泊まってきました(キャンプっぽいよね)なお話しです。 なんの役にも立たない個人的な絵日記でございますので、「見て損したわぁ!」な感じかもしれません。あくまで自己責任でご覧くださいませ^ ^。(って、そんな大層なもんでもないと思いますが…)

写真を加工しないという選択と美学

無加工を楽しむ人々のお話 この数年のトレンドに、スマホやオールドコンデジで撮って無加工(か、すごく暗く加工して)でSNSに載せる人が多いのはご存知でしょうか。主に若い世代でファッションやカフェ、暮らしなど、自分自身や身の回りを見せるために載せているアカウントが多い印象です。 例えばこういうの↓ 日本の方でもインスタで特によく見かけますが、それらが私は、結構好きです。写真というかマインドが。 彼ら彼女らは加工の仕方がわからないから無加工で投稿しているわけじゃないんですよね。

不思議な写真

写真を始めて約4年半、自然の景色を中心に約10万枚位は撮影してきました。 今では週末にカメラを持って撮影するのが生き甲斐となっています。 そんな中、以前も榛名神社で渦を巻く不思議な写真をご紹介しましたが、先日姉と旅行した上高地でもそんな写真が撮れました。 同じ様にシャッターを押したのに不思議ですよね。 自然の力なのでしょうか? どなたかわかる方がいらっしゃったら教えて下さいね。  最後までご覧頂きありがとうございました。 Happy Halloween🎃 ひら

自分のために写真を撮る

こんにちは。 大分県で写真を撮っている @go_mitarai です。 ここ最近、過去に写真展を開催した方やこれから予定している方に立て続けに出会いました。 皆さん自身の写真を通じて伝えたいことや、展示を通じて達成したいことが明確で素晴らしいなあと思いつつ、率直に共感できないでいる自分もいました。 以前は「写真を通じて日本各地の素晴らしさを伝えたい」であったり、「日本古来の陰翳礼讃的な美しさを伝えたい」といった思いを持って写真を撮っていましたが、最近はそういった感情もなくた

私と写真

『ふとした時にハッとする瞬間』 それは例えば誰かの動作だったり 遠くから聞こえる音だったり 空気の振動だったり 人それぞれ違うでしょう そして私のハッとする瞬間はいつでも 日常の、ありふれた景色のなかにあります 窓辺で水を飲んでいたら コップの中に一瞬出現した虹 天気の良い日に歩いていると まつ毛や前髪に反射して ゴーストのような光が出現する時 バスの窓についた水滴が 外の光に反射して色がくるくる変わっていく光景 昼寝して起きたら一瞬壁が水色に光って見えたこと

「ちょっとそこまで」って、どこまで?

「近所」とは「車で2時間以内の場所」 とりあえず、それがわたしの基準です。 先週のある日、晩ごはんのあとで「銚子電鉄の最終列車に乗りに行こう」ということになりました。いや、銚子まで車で2時間以上かかるので「近所」じゃないし、夕食後にふらっと行くような場所ではないのだよ。 この数日後、下宿先に帰る長女(夏休み中だった)を駅に送って行こうとすると「山陽新幹線、運転見合わせ」のニュースが。「まあ、午後には動くんじゃない」というわたしに「おとーさんが連れて行ってくれればいいんじゃ

「ライカ欲しい熱」にかかった人のために

もしあなたが「M型ライカ欲しい!」というやっかいな熱病にかかっても、清水の舞台から飛び降りるのはちょっと待ってください。もしかすると、その衝動を受け止めるもっと効果的な方法があるかもしれません。 それはあなたの「ライカ欲しい熱」の種類によります。 「高価な物を買った満足感」を得たい場合 あなたの熱を冷ますにはライカの購入が有効です。心置きなく最新のライカを買ってください。 「とにかく『ライカ』が欲しい」場合 「ライカ」はカメラ界を代表するブランド。背負ってきた歴史が

楽しい写真整理

先日のクルマイベントの写真がようやく整理できた。 約40台のクルマが3回コースを走るのを、撮影。 連写を使ったので、のべ2000枚以上の写真となった。 iPadにカメラから取り込み、そこで大まかに整理。 そこで200枚くらいに絞り込み。 200枚のうち、どうにか上手く撮れたなと思うのが2、3枚、ダメダメだなぁと思うのが2、3枚、あとはまあ、こんなもんかな、なんとかセーフという感じ。 iMacの27インチ画面でチェックしながら、さらに絞り込み。 走るクルマは難しい😓。

α6700で散歩カメラを考える

α6700のキットレンズE 18-135mm f3.5-5.6 OSS なかなか便利だが、散歩に連れ出すにはもう少し軽く小さいレンズも欲しい レンズ単体の重さは325g α6700がバッテリー込みで493g 合わせて約800gなのでミラーレスにしては軽い方だと思うが いつも散歩に持ち出しているPanasonicのコンデジ LUMIX TZ90が320g いや、比べるほうがおかしいが まあ、もう少し使い込んでから次のレンズを考えよう こんなのだとわずか70g 中古なら1

仙人に逢えるかも?ニセコ山系で1番美しいとされる神仙沼

みなさんこんにちは。 紅里です。 今日は神仙沼(しんせんぬま)です。 岩内郡共和町にある高層湿原で、数あるニセコ山系の沼の中で最も美しい沼と称されています。 名前の由来はボーイスカウトの生みの親である下田豊松氏が「皆が神、仙人の住みたまう所」の感銘を受けて神仙沼と命名されたことによるんだとか。 紅葉には少し早いけど一足先に行ってきました。 10時には着いたけどすでに駐車場はいっぱい。 観光バスも3台停まっていました。 人気なんだね〜。 神仙沼は駐車場から歩いて20

10年ひと昔

10年前の2014年9月30日 最寄駅のショッピングセンターが閉店した 44年の営業期間に感謝して、記念の煎餅が配られたのが10年前のこと その建物の写真が一枚しか見つからない もっとしっかりと、たくさん撮っておけば良かったが、10年前はまだ現役サラリーマン そんな余裕がなかった その後、綺麗に開発されて、現在の姿 駅直結のタワマンもできた 周辺道路も、整備され、まもなく新しい道路も開通する 変わりゆく街 今度は、しっかり写真に残したい 今日もお付き合いい

アートディレクターに教わる写真撮影 〜 Vol.2 自宅で物撮り(一眼レフカメラ&黒背景編)

こんにちは、シフトブレイン広報の坂です。 シフトブレインは、ブランディングとデジタル領域のクリエイティブを強みとする制作会社です。社内には、多様な強みを持ったクリエイターが在籍しています。 アートディレクターに教わる写真撮影 〜 Vol.1 自宅で物撮り(iPhone編)の公開から期間が空いてしまいましたが、Vol.2では自宅で物撮りする場合の「一眼レフカメラ&黒背景編」をお送りします。 今回はシフトブレインの社内プロジェクト『中間文集』のモチーフの撮影方法をベースにご

栄町*写ルンです散歩

この世界には沢山の町があって。そこでは色んな人達が生活してて。栄町もその一つ。 子供の頃から知っている栄町。お母さんと、友達と何度も歩いた。 喫茶店でパフェを食べたり、西友の上の100均でレターセットを買ったり、カラオケ行ったり。 カメラ屋さんの前を通ったらいつもの店員さんがいてホッとして。新しくお店が出来たらこっちまでワクワクして。 このお店気になるけど、一人じゃ入りにくいな。いつか入ってみたいな。 最近あのお店行ってないけど、まだやってるかな?今度覗いてみよう。

ムラサキシキブ

秋のスナップとコーヒー時間

秋の光が作り出す街の色がめっちゃよくて、そして気温もちょうどいいこの時期はカメラ持って、街歩くのが楽しい時期です。 新潟駅から古町まで、ぶらぶら歩くだけで、結構スナップ撮れちゃいます。 紅葉前だけど、新緑とはまた違う緑の美しさがありますね。 そんなスナップの合間のコーヒー時間を楽しむのもこの時期いいですね。 ちょっとだけスナップ中によく行くお店紹介します。 編むと紡ぐまずは、割とここ最近、よく行ってる「編むと紡ぐ」 沼垂にあるので、これまたスナップしたくなる場所にあるの

Nikon Zfをお迎えした話

こんにちは。奈鳥です。 タイトルにもあるように、先日Nikon Zfを購入しました。 割と悩んではいたのですが、悩んでいることを垂れ流していなかったので、急に買ったの!?となった方も多いと思います。 なので今日は購入にいたった理由や使用感など話していこうかなと思います。 Zfが気になったきっかけZf、実は少し前…だいたい3か月くらい前からめちゃくちゃ気になっていました。 その頃の私は、GRを使いこなせていないことが気がかりで、こんなにも持て余しているなら手放して、GRを

レンズ1本でなんでこんなに楽しいんだ。

導入したてのOM-5を持って、初めて神代植物公園に行ってみました。 今日の写真は、ぜんぶM.ZUIKO 45mm F1.8で撮ったものです。この1本勝負。ぜんぜんOK、十分!!! 神代植物公園はちょうどバラ園が見頃。家からバイクでトコトコ出かけるのにちょうどいい距離に、こんなすごい植物園があったなんて。今まで来ずにウカツでした。年間パスポート買おうかな。 さて、今日出かけたきっかけは、バイク趣味が私の数十倍激しい夫が発した「Dax乗らないの?」のひとこと。真夏にすっかりサボ

上高地

コスモス

すすき

自然の光景

デュランタ

GFXで撮る田舎の夏│ GFX100sii + GF55mmF1.7 WR 作例

大阪から高知へ。 一度田舎を離れてみて良かったと思う。田舎に住んでいては田舎の良さはわからない。 14年ぶりに実家へ戻ってきて、亡くなった祖父の家で再スタートです。 今回から、メインカメラがラージフォーマットのFUJIFILM GFX100sii、レンズはGF55mmF1.7となります。ラージフォーマットとは、フルサイズよりもセンサーが大きいカメラです。 ※センサーと焦点距離 興味無い方は飛ばしてください。 ラージフォーマットのセンサーは、44×33mmであり、フルサイズ

フイルムLeica奮闘記

新しいフィルムカメラPENTAX17(イチナナ)が新発売された 注文が殺到し受注停止とか デジカメの世にアナグロとは!?   PENTAX17に刺激され むかし愛用したライカLeicaMPで撮影しようと 先ずフイルム装填でつまずいた フイルム先端のベロが上手く入らない YouTubeを見て装填の第一関門通過 さらにピント合わせ=レンジファインダーの二重像合致 歳とって視力が弱くなりなかなかピントが合わない それやこれや とにかく街なかで夕方から夜にかけてスナップ 36枚撮

凪の波打ち際

きのこ

ランプのカフェ

朝ランフォト -iPhone 16 Pro Maxのカメラを試す-

お天気に恵まれた三連休だった。 この時期は晴天になる確率が高くてとても嬉しい。 旧体育の日である10月10日は晴天確率が高いということで東京オリンピックの開会式に設定されたと聞いたことがある。 それを聞いてからは年5日間取得できる計画的な年休をこの時期に設定してたのだが、昨年はアメリカ出張で取得できず、今年は私の上司がアメリカ出張で私が休んでいる場合ではなくなり取得できなかった。 来年はまた私か?なんて。 そんな晴天の連休であるが家族の予定が色々あって出かけることができな

感情任せに写真を撮ること・それを残すこと

感情を優先して写真を撮ってみたことはありますか? 写真は自由に撮れるものだけど、露出やピントなど、ある程度良いとされる型は決まっていますよね。でも私は時折、上手いとか下手とか写ってるとか写ってないとか、そういうのを取っ払い何にも縛られずにカメラを使うのが楽しい時があります。 今日はそんな時のお話です。 それは目の前の被写体の魅力を引き出すよりも自分の感情が優位になる、とても自分本位な撮り方で、世間一般では邪道というのかもしれません。 でもピントなんて合わせたくない日もあ

グラデーションの空

色づく木々の間を…

スナップするのが楽しい季節

やっと、暑い日が落ち着いてきましたね。 春もそうだけど、秋のこの時期はスナップシーズン到来って感じがします。 この季節は、ちょうどいい気温なので、スナップの基本である「歩く」ことがやりやすく、ひたすらスナップすることができます😄 光の強さもちょうどよくて、夏とは違った色表現ができる気がします。 そして、この時期は、ドラマチックな光の時間帯が長くなるので、光を使った印象的な写真が撮れる季節だと思っています。 まだまだ光は強いので、モノクロで撮るのも楽しかったりします。

ぼくらが恋に落ちる理由:サカナ編

わたしのしあわせは、おいしい魚が食べられることです。 那珂湊といえば「市場寿し」だったのですが、最近は海門橋を渡ったところにある「こけらや」に行くことが多くなりました。簡素で、落ち着いて、全方向から光が入っているような明るい店内。注文が入ると立ち上がり、黙々と魚を捌き始めるご主人。おいしいお刺身だけでなく、お店に漂う静かな雰囲気が好きです。 疲れている時、ふと思います。 「ああ、こけらやに行きたい」 「そばにいたい」は恋の基本的な感情です。 「恋する凡人」の歌詞を聴い

京都、小川珈琲とか、レンズとか。

ども、spinozamotors です。 涼しくなりましたね。でも季節を先取りして長袖で出かけると、やっぱまだ暑いですね。 さて今回は、「カメラ好きの同僚」からまた2本のレンズを借りておりまして、その試し撮りを兼ねて夜の二条城周辺をお散歩して、小川珈琲さんでのモーニングをいただいてきました的な、じゃっかんごちゃ混ぜ記事でございます。 まあ、要約すると「小川珈琲のモーニング最高!」という記事でございます。お時間ございましたらちらっとごらんいただければ幸いでございます。

夕陽の光を運んで

岳沢湿原