Yu Kami

MVや企業のプロモーション映像映像制作者 クリエイターの妻と二人三脚で生活しています。…

Yu Kami

MVや企業のプロモーション映像映像制作者 クリエイターの妻と二人三脚で生活しています。 小中学校時代に、シンガポールで7年間ほど過ごす。

最近の記事

27年ぶりのSingapore 僕が海外に旅に出る理由

27年ぶりにシンガポールに来ています。 というのも、僕は小中学校時代をほぼこの国で過ごしたので、旅行というよりは里帰りに近い感覚で懐かしさを感じています。(親の仕事の海外転勤で7年ほどいました) 子供時代の多感な時期を、肌の白い人から黒い人まで、様々な宗教を持つ人々が暮らす多様な国に身を置いた経験。 これは、今になって本当に貴重だったなと感じています。 優劣をつける気はありませんが、閉鎖的で村社会、そしてユニフォームカルチャーな僕たち日本とは対照的で、「人は違って当た

    • 好きなことを仕事にすると、苦しいこともあるよね

      なんだか後ろ向きなタイトルになってしまったんだけど、決してネガティブな話ではないことを先にお伝えしておきます。 2020年からのほほんと続けていた映像制作の仕事を休止しました。具体的には、地方の中小企業やブランド、お店向けのプロモーション映像などを制作していました。 休止した理由は色々あるのだけど、 映像が本当に好きなのかということに気づいてしまったから 顧客さんの映像の運用方法に疑問を感じてしまったから 本来は、ワンオペでやるようなライトな仕事じゃないと感じたから

      • 【ベトナム LUMIX S5Ⅱ】 My perspective on Vietnam 2023 ハノイ編

        今年9月某日、僕と妻はベトナムへ旅に出かけました。 海外旅行への面倒なハードルがなくなった2023年。異文化に触れたいという気持ちが頂点に達し、6月には台湾へ出かけました。 台湾も最高に素敵な国で、再度訪れたいと思っていたのですが、僕の心の中には「ベトナムに一度訪れてみたい」という気持ちがあり、この度出かけてきました。 細かな感想は、また別の記事で書くとして、今回はベトナムで撮影してきた写真をご紹介していきます。 今回訪れたのは、首都であり文化の中心とも言われるハノイ

        • 映像制作者が英会話レッスンに通い始めたわけ

          2020年頃から、映像制作を始めて、仕事があったりなかったりでなんとかやっている映像制作者です。 最近、そんな僕が始めたのは英会話レッスン。 一見、映像制作と関係なさそうですが、僕が英会話レッスンに理由について今日は書いていきます。 映像制作に関わらず、海外で自分が輝けるチャンスがあると思った映像制作は一旦おいといて、自分が英会話レッスンに通い始めた理由。 英語で海外の人とコミュニケーションをとれたら、世界が広がるなと思ったからです。 なんだかありふれた回答だけど、

        27年ぶりのSingapore 僕が海外に旅に出る理由

          「ライフワークが旅」である映像制作者が選んだカメラ2023

          2020年頃より、自分のような個人事業主や中小企業向けのプロモーション映像制作、地元ミュージシャンのMV制作などを始めました。 現在は、上記のような受託撮影は控えめに、「旅をしながら写真や映像を撮っていきたい」という自分のビジョンを叶えるために日々動いています。 そんな自分が、2023年選んだカメラは、富士フイルムの「X-T4」です。 富士フイルムX-T4を選んだ理由僕が選んだのは富士フイルムのX-T4です。 2020年にリリースされ、現在では生産終了しているディスコ

          「ライフワークが旅」である映像制作者が選んだカメラ2023

          年齢で区切る窮屈な世界から脱却したい

          「20代でやるべきこと、30代でやるべきこと(以下省略)」 こういったブログや書籍を見かけることがあるが、自分は正直あまり好きではない。 もちろん、全否定はしていない。先人たちが先回りして「歳をとったらこれがやりにくくなるから、今のうちにコレをしとき!」と教えてくれるので、ありがたい一面もあると思う。 一方、「今のうちにやっておかないと将来的に難しくなるよ、そうなっても知らないよ?」というような脅迫のようなニュアンスを感じることもあって、なんだか苦手だ。 人生は有限で

          年齢で区切る窮屈な世界から脱却したい

          Monochrome Okinawa

          外国人観光客の訪日も戻りつつある2023年4月、日本国内で最も異文化を感じることができる沖縄を訪れた。 沖縄というと、青い空にエメラルドグリーンの海に、オレンジ色の屋根など「カラフル」なものを想像する方が多いかと思う。むしろ、色抜きには語れないくらい沖縄の空も海も建築も美しい。 今回は、そんな美しい色味を封印し、「モノクロで私の視点から見た沖縄の風景」を切り取るという試みを行った。 なぜなら、沖縄の美しい色味は大好きなのだが、色を抜くことで、色の存在に左右されない新たな

          Monochrome Okinawa

          イケてる企業「ビームス」がスゴイ理由を忖度無しで語ってみた

          当方は、ファッションが好きで洋服に年間かなりの金額を投資しています。 所謂、「服オタ」という部類で、洋服に目覚めてから二十数年、色々なタイプのお店で洋服を買ってきた身です。 その中でも、ここ数年大変お世話になっていてかつ、これからも激しく応援したいショップが今回紹介する「ビームス(BEAMS)」さん。 今や斜陽産業と言われていて厳しい側面ばかりのファッション業界ですが、そんな中でも挑戦を続け躍進を続けています。 ちょっと前の記事ですが、離職率が高いアパレル業界の中で定

          イケてる企業「ビームス」がスゴイ理由を忖度無しで語ってみた

          あなたの言葉は伝わっていないかもしれないーデザインの力で、あなたの会社に変革を起こしてみようー 

          今回は、ウェブディレクションやロゴ制作、インフォグラフィックなどの制作者でもある我がプロジェクトのパートナーの寄稿記事です。 会社が伝えたいメッセージ、一緒に働いてくれる社員への情報伝達など。 「これを書いたから大丈夫、口で伝えたから大丈夫」 なんて思っていても、実は意外と相手に伝わっていなかったなんてことも実は多々あります。 それを「聞いてなかったあなたが悪い、読んでなかったあなたが悪い」とねじ伏せるのが、今の日本。(もちろん、受け手にも責任があることもありますけど

          あなたの言葉は伝わっていないかもしれないーデザインの力で、あなたの会社に変革を起こしてみようー 

          「あったらいいや」くらいの自社ホームページはいらないと思う理由

          現在は、SNSが発達したおかげもあってか個人や小規模な会社でもホームページを持たずに運営をしていく方が増えました。 または、業者に発注せずに自分で簡単に作れるホームページのテンプレートなどもあり、ホームページに対するハードルも低くなったような気がします。 言い換えれば、「ホームページ?今の時代自分で作れるテンプレもあるし、何なんらSNSメインだから特にいいや」 と考える人が、圧倒的に増えました。 便利になって、ローコストで自分でやれることが増えたのはとても素敵なことだ

          「あったらいいや」くらいの自社ホームページはいらないと思う理由

          他社(他人)の成功パターンを真似てもうまくいかない理由

          世の中には、「成功者の勝ちパターンを探れ!」と言わんばかりに、色々な成功ノウハウ、体験談などがあふれています。 アップルのあの人やユニクロのあの人やGAFAのあの人など「偉人」として称えられている人はもちろん、自分と決して遠くない距離にいる「ビジネスがうまくいっている知人」に探りを入れたくなるのが、社長やフリーランスの常ではないでしょうか。 でも、人の方法を真似ても大抵は上手くはいかないと思います。 そう考える理由について、今日は解説していきます。 そもそも他人の成功

          他社(他人)の成功パターンを真似てもうまくいかない理由

          胡散臭い?最近よく聞く「ブランディング」とは?

          ここのところ非常に聞くようになった「ブランディング」という言葉。 最近ビジネスの現場で耳にすることが、以前より多くなったかもしれません。表層的には、「付加価値をつけて高く売ろう」みたいなノリで使われているのでしょうか。 正直なところ、自分はこのワードが好きではないのですが、とは言えビジネスをする上、いや人生において必要なことだと考えています。 自分が考える「ブランディング」の意味 私は、ブランディングとは、その企業(もしくは人)のスタンスやビジョンを伝えること、だと定

          胡散臭い?最近よく聞く「ブランディング」とは?

          これからビジネスで生き残るために必須だと感じること

          映像クリエイターをやっていると、当然ですが映像の打ち合わせをするために企業の社長や担当者の方と何度か顔を合わせることがあります。 さすが、ビジネスを立ち上げただけあって、エネルギッシュで素敵な経営者の方、一見地味だけど、ご自身にしかない素敵な世界観をお持ちの方など、色々な方がいらっしゃいます。 依頼してくださった上に、お話をするなかで経営者の熱い思いが聴ける。 小規模映像クリエイターをやっていてよかったと思える点の一つです(笑) さて、そのなかで非常に主観的ではありま

          これからビジネスで生き残るために必須だと感じること

          映像クリエイターがディレクションの仕事に転身した理由

          私は2020年から動画制作を開始し、フリーランスや小規模企業の方のイメージムービーの制作活動を行ってきました。 ここ数年、「ブランディング」という言葉をよく聞くようになり、その一環として自社のプロモーションに動画を使用する会社が増えつつあります。ブランディングとはなんぞや?という話は今回は置いといて、モノやサービスが増えすぎた今の世界。少しでも差別化や自社のビジョンを伝えるために、動画を選ぶのだと思います。 (↑撮影させていただいたなかでも、自分がとても思い入れのある動画

          映像クリエイターがディレクションの仕事に転身した理由