ATP合成酵素

ATP産生の第3工程 ~電子伝達系~

ATP産生の第3工程、電子伝達系についてみていきましょう!

第1工程の解糖系はこちら

第2工程のクエン酸回路系はこちら

上記2つの工程ではATP産生がそれぞれ2つって少なっ! 

と思うかもしれないが実はこの第1工程、第2工程は第3工程で大量にATPの産生をするための準備段階でもある。

つまり、ATP産生の本番は第3工程である『電子伝達系』。

この電子伝達系では34ATPを産生することが

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スキありがとうございます‼️
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細胞がエネルギーをつくる仕組みが、一見とても回りくどい理由

ミトコンドリアでATPを作る仕組みは、一見とても回りくどい。でも実は、とても合理的な仕組みなんだ。

前回は、ミトコンドリアでATPが作られる仕組みを思いっきりシンプルに書いてみた。

要するに、ミトコンドリアでは・・・
 まず、電子伝達系がプロトンを汲み上げる。
 すると、膜をはさんで片側のプロトンが濃くなる。
 プロトンは反対側の薄い方へ戻ろうとする。
 プロトンが戻る時のエネルギーを使って、

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ありがとうございます!
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細胞のエネルギー源「ATP」が作られるしくみを、思いっきりシンプルに書いてみる

ATPは、細胞のエネルギー源。このATPが作られるしくみを、思いっきりシンプルに書くとどうなるか、やってみたいと思う。

教科書では、細胞の中でATPが作られるしくみについて、かなり複雑に書かれていることが多い。

無理もないと思う。

ATPを作るしくみには、多くのタンパク質が寄り集まってできた巨大な複合体が、いくつも関わっている。それを詳しく書いていけば、そりゃ複雑なお話しになるはずだ。

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ありがとう!またらくがきを書きます。
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回転するふしぎなたんぱく質、F1-ATPaseが生命のエネルギーをつくる

F1-ATPase という、まわるたんぱく質がある。これに力をかけてまわすと、ATPという分子をつくる。ATPはたんぱく質にとって燃料のような分子。つまりF1-ATPaseのおかげで、僕たちは生きていけるんだ。

F1-ATPaseのかたち

F1-ATPase(エフワン エイ ティー ピー エース)は、まず6つのたんぱく質が輪っかのようにならんで筒をつくっていて、

上から見ると、こんな感じ。

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Thank you for enjoying!
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筋トレの分子生物学

この稿では筋力トレーニングにおける筋細胞内の分子の挙動を述べます.参考にした書籍は以下ですが,最新の知見については専門家に譲ります.

細胞の分子生物学第4版

Essential 細胞生物学第4版

やさしい生理学第 5 版

ガイトン臨床生理学

Essential 細胞生物学は関連サイトが充実しており,学生向け資料のアニメーションやビデオ映像を見るだけでも価値があります.

1. 筋肉の発生

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