めも。Web河出が閻連科氏の手記を全文公開。 アジアの作家たちは新型コロナ禍にどう向き合うのか。「文藝」夏季号で緊急特集。ノーベル文学賞有力候補にして現代中国の最重要作家・閻連科による書き下ろし手記を緊急全文公開。 Web河出 http://web.kawade.co.jp/bungei/3466/
めも。閻連科『黒い豚の毛、白い豚の毛』(河出書房新社/谷川毅=訳)2019年7月26日発売。役人の身代わりになる男の滑稽譚、偉人の肖像画をめぐる老婆の悲哀など。2003年の『愉楽』を始め、次々傑作を生みだしている閻連科氏の自選短編集。 http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309207735/
11月1日は「本」と「犬」が合わさる黄金の日。 そこで2016年発売の閻連科『年月日』(白水社)をおすすめ。大旱魃に襲われた村でトウモロコシの苗を守る老人と盲目の犬。灼熱の太陽。渇きと飢え。種族を超えた友情。巧みな描写が胸を打ちます。 https://www.hakusuisha.co.jp/book/b251315.html
河出書房新社さんから閻連科『硬きこと水のごとし』が12月26日に発売される。翻訳は同出版社の『愉楽』『丁庄の夢』も担当された谷川毅氏。閻連科氏の作品は大好きだし、文化大革命を背景とする巨編と知ったからには注目せずにいられない。 http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309207360/
白水社刊、閻連科/谷川毅=訳『年月日』の話。大日照りが続く中、1本のトウモロコシの苗を守る老人と盲目の犬の物語。枯渇した大地で繰り広げられる壮絶な生存競争、少ない糧をわけ合う種族の壁を越えた友情、灼熱の太陽に焼かれた大地、農民と自然の戦いが魔術的・童話的・感動的に活写された傑作。