「『わからない』人のための現代アート入門」(藤田令伊著 大和書房)。現代アートの最先端について平易に解説。1980年を分水嶺とする視点もいい。難解さを尊ぶ玄人筋の上から目線の「スノビズム鑑賞」が一般の人々を遠ざける現状をやんわり批判。音楽にも該当する点が多く、とても面白く読んだ。