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アート鑑賞、超入門!

今回は藤田令伊さん著「アート鑑賞、超入門! 7つの視点についてまとめたいと思います。


アートの作品の本や歴史の本は多い中、鑑賞に絞った本は少ないかと思います。「13歳からのアート思考」も読んだこともある私にとってこの本は非常に興味深かったです。

まずアート鑑賞の重要性、有意義性をご存知でしょうか。

・教養向上・集中力UP・論理的思考の鍛錬・創造性の醸成

など他にも様々ございます。

ではアート鑑賞の上で大切なポイントを挙げさせていただきます。

よく見る

これが意外にできていない方が多いようです。なぜかと言うと人間には注意が向けられた部分だけを集中してみるという認知メカニズムがあります。そうすると作品一つに対して意識が行っていない部分の方が多くなります。

そこでディスクリプション鑑賞をおすすめしております。作品を実際に説明してみることでよく見る感覚が養われます。

感性的・知性的な見方をし、自分だけの考え方をだす

感性的な見方や歴史背景・作者情報を踏まえた知性的な見方をし自分だけの作品に対する問いや考えを出します。ここは決して正解不正解などございません。そうすることにより様々な見方がされアートの可能性が広がります。そして自分なりの答えをだすことはビジネスでも活きてくると思います。


揺れのある見方を

相対性や流動性を念頭に置いて、アート鑑賞をしていくと良いです。「こうかもしれないし、ああかもしれない」といった具合です。

そうすることで固定観念に縛られる、作品に潜んでいる価値を見逃すといったことを防ぐことができます。

本書に記載されているうち3つのポイントを挙げさせていただきました。

その他にも「批判的に見る」や「作者の気持ちに寄り添ってみる」などがございます。

現代では他者との共生が不可避な時代です。アート鑑賞における「気づき」や「寄り添い」は非常に大事になっていきます。

そして主体性を育み、批判精神を高め、合理的な思考力を磨いてくれます。

以上まとめでした。来週1週間、夏休みのため美術館にでも行ってこようかな??