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呟】土曜日京都は北大路新町のカフェベアトリーチェさんで 二回目となる狂言かふぇを開催してござる 今回は狂言を知ってもらう方法としてより体験に寄せた内容で 狂言の和らいを一緒にしたり 台詞を口伝で習うお稽古の実践 最後は台詞を実践してもらいましてござる

呟】一月に開催した狂言カフェ みなさん声を出すのが楽しかったようでしたので 来月二十五日にいっそう声を出してもらえるような内容にして 狂言かふぇ巻の二を開催することになりましてござる 素狂言を演じその中の台詞をみなさんにも真似てもらうつもりでござる

狂言カフェで暖かな氣持ちを得てござる

素語り狂言『柑子』壱

呟】こんにった京の西にござる友だちの畑へ落花生の収穫に参ってござる 青々と好く茂った畑で薩摩芋と落花生を獲ってござる 帰りの道すがら拓けた畑に向かうて狂言の和らいと台詞をお稽古 抜けるような空の下遠くまで響き渡り心地好うござった かような畑なら舞台並に大きな声も出せまする

呟】通勤時間にはお手本音声を聴く耳稽古が平日朝の習慣でござる ある程度ことばが入れば 一人で台詞を繰るのでござる 二人物でも三人物でも 全員のことばを入れるを基本と存じてござる 道を逍遥しつつ 入浴しつつ 時に仕事中作業をしながらも つい繰るようになってござる

倉敷阿智神社にて狂言『柑子』を奉納いたいてござる

太郎冠者最後の言い訳 狂言柑子 弍

呟】来月の倉敷阿智神社さんでの奉納狂言前の最終稽古でござった 狂言柑子はかつてカルチャー教室でも習い 独り台詞を繰ってはござれども いざ舞台で披露するとなると 細かな所作と動きのタイミングに指導をいただき より面白うなって参ったと自画自賛してござる

呟】お稽古は披露する機会がなくともするのが常でござるが 人前で演る機会があることは余録として楽しもうと存じてござる 来月五日に倉敷の阿智神社にて狂言奉納させてもらうも有難いことでござる 毎日積み重ねたるお稽古が観る人の顔に和らいの花を咲かせられたら嬉しゅうござる

呟】こんにった神話の話を聴きに岡崎へまいり そこから黒谷を通って お朔日参りで吉田山へ 永く狂言を演れる体力を着けるために習慣とできるよう ゆったりとした歩みで山頂まで歩いてござる すれ違う人も余りなく 道中狂言柑子の台詞を繰れど 息が続かず静かなお稽古となってござる

主人が酒宴でもらったモノ 狂言柑子 壱

呟】昨日の狂言社中お稽古のおりに 奉納狂言の番組表をいただきましてござる 狂言や能は一番二番と数えますれば、その演目を一覧にしたものを 番組もしくは番組表と申しまする 二十二回のうち六回も参加できていることは有難くも尊いことと 感謝してござる 和らぎの和らいを奉納しようと存ずる

阿智神社にて狂言を奉納いたしまする

狂言柑子のお稽古が始まってござる