![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/90560601/rectangle_large_type_2_07e56c903c1c4e92027c2a6db4989aa7.png?width=800)
倉敷阿智神社にて狂言『柑子』を奉納いたいてござる
和ろうてござるか〜
一昨日には後楽能を観に岡山へ参ったばかりではござれども
一日おいて本日十一月五日再び岡山の倉敷は阿智神社さまへ
狂言を奉納に参ってござる
このブログでは狂言好きのわたくしけんすけ福のかみが
もっとも狂言らしい登場人物“太郎冠者”となって
狂言へとご案内するべく描いてござる
なにとぞ和らいだお心もちにて読うでくださりまりませ
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/90551126/picture_pc_c74ebdbbdcdf041b5d91906ae9862b31.png?width=800)
今回二十二回目の奉納狂言
わたくしは2016年より毎回参加で七度目となりまする
九月の発表会から間もないこともあり
当初は同じ演目を掛けてござったが
二年前より計画的に別の演目をお稽古させてもらうようにしてござる
今年は五月の岡山発表会で狂言『二人袴』
九月の京都の発表会で狂言『舎弟』
そして今回の奉納狂言で『柑子』
以上三番を披露してござる
柑子はカルチャー教室ではじめの頃に習い
短く動きの少ない狂言ながら
太郎冠者の機転が効いた言い訳
後半には平家物語の語(かたり)から謡(うたい)になるよく構成された狂言でござる
短いお稽古期間ではござったが
満足いく奉納狂言披露となってござる
もちろんまだまだ改善の余地はござる
今回の奉納狂言は袴狂言でござったが
どこかで装束を着けて
いっそう精度を高めた狂言柑子を
披露できればと思うてござる
この狂言noteはけんすけ福のかみが
大蔵流茂山千五郎家 島田洋海社中にて
狂言を学んだことをモトに
実際に狂言を(できれば生で)観て
和らいでもらいたいと願うて描いてござる🖋
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?