見出し画像

狂言カフェで暖かな氣持ちを得てござる

和ろうてござるか〜

一日雨降りの予報なれど
行きも帰りも降られず
狂言に合うた天気の中

京都市北区のカフェベアトリーチェさまで
狂言カフェを開催してござる

このブログでは狂言好きのわたくしけんすけ福のかみが
もっとも狂言らしい登場人物“太郎冠者”となって
狂言へとご案内するべく描いてござる
なにとぞ和らいだお心もちにて読うでくださりまりませ
狂言案内草紙「南無三寶」より一部改

狂言を知ってもらい
能楽堂能舞台へ足を運んでもらおうと
自分のことばで資料を作成し

ふと思いついた
折りたたみ式の能舞台模型を制作し
みなさんの前に置いて駆使しながら
狂言に親しんでもらえるよう
実演交えつつお話しましてござる

もっとも盛り上がりましたは
和らい(笑い)の実践で
小笑 中笑 大笑 と
みなさん力いっぱいやってくださってござる

休憩前に質問など受け付けますれば
もう一度笑いをしたいと
リクエストされて
ふたたび小笑中笑大笑

大きな声を出してやや上氣されたお顔は
まちがいなく活気に溢れてござる

そのあとは
最後まで集中のきれることなく
狂言のお話に耳を傾けてもらい
この狂言カフェを終えましてござる

今回の狂言イベントを通じて
声を出すことを求めておられると
感じてござる

また続けて開催を
お願いされましたによって
三月にも第二回を
開催することになりそうでござる

次はもう少し
実践してもらう内容に
しようと存じまする

この狂言noteはけんすけ福のかみが
大蔵流茂山千五郎家 島田洋海社中にて
狂言を学んだことをモトに
実際に狂言を(できれば生で)観て
和らいでもらいたいと願うて描いてござる🖋

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?