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部落史ノート(7) 被差別民の呼称(2)

溝口健二監督 『残菊物語』 : 忘れさられた「身分差別」

【遊び稽古】乞食の技術

名乗り出れる訳がないじゃないか。 どうあれ、息子が犠牲の元に成功を掴み そのギャラで良い生活をさせて貰って来ているのに。 それら全てを崩壊させる事なんか出来る訳がないじゃないか。

河原人③: 近世以降、生業の多くは独立の職業となって確立する。 中世的差別からは脱却したものの 一部は厳格な近世的身分階級制の元で、四民の下層に位置づけられ 認外者扱いで不当な差別を受け続けた。 明治以後、役者は俳優と呼び換えられ”歌舞伎役者”(だけ?)の 社会的地位は向上した。

河原者②: 彼らが従事した業は、皮革生産・鳥獣屠殺・死体埋葬・清掃・細工・染色等 実に様々の種類に亘っていた。 室町時代末期には作庭に優れた才能を持つ者が輩出した事が知られている。 著名な京都龍安寺の石庭も、河原者の創造であったとされる。 (穢多・非人や山窩人とも被る記載だな)

河原者①: 江戸時代に、歌舞伎役者や大道芸人・旅芸人等を社会的に卑しめて呼んだ称。 中世に河原に居住した人達に対して名づけた称。 河川沿岸地帯は、原則として非課税の土地だったので、 流亡民達が定住し、零細な農耕を営む一方 貴族・寺社の社会から賤業と見なされた。

松尾氏の聞いた 芸能界の暗部って、なんやろね? 是非とも、語って欲しいし。 語るべき時期やと思うんやけどね。