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【書評】世間が与える愛の定義に飲み込まれない 自分なりの、自分たちなりの愛が――君嶋彼方『一番の恋人』レビュ―【評者:吉田大助】

塩田武士『存在のすべてを』刊行記念インタビュー/「虚」の中で「実」と出会う

「男性主人公縛り」のお仕事小説&漫画アンソロジー『僕たちの月曜日』(角川文庫)

久しぶりの古本屋で佐藤究の初期作品を文庫本で買った。その内、2冊の解説が吉田大助という見かけたら読むようにしている書評家だったので嬉しい。おそらく僕は後2年くらいは短編ばかり書くことになりそうだけど、佐藤究の様な長編小説を書くことは一つ憧れとしてある。やたら格好良いんですよね。

吉田大助│これは「アンファン・テリブル(恐るべき子どもたち)」の系譜を発展的に受け継いだミステリーなのだ