台所太平記感想。ある階層の女中奉公。本名ではなく女中の名で呼ぶ。主従というか花嫁修行の様。ナオミや光子春琴を思い出させる描写もあり谷崎先生の御御足好きも健在。戦中も通るが終始どことなく華やか。花嫁衣装の描写は圧巻でめでたいめでたいと思う間に物語は幕を閉じた。細雪を再読したくなった