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谷崎潤一郎『台所太平記』中公文庫

8か月前

【読書覚書】谷崎マンガ 変態アンソロジー

厳しい世界で明るくたくましく生きた女性たち【台所太平記】谷崎潤一郎著

台所太平記感想。ある階層の女中奉公。本名ではなく女中の名で呼ぶ。主従というか花嫁修行の様。ナオミや光子春琴を思い出させる描写もあり谷崎先生の御御足好きも健在。戦中も通るが終始どことなく華やか。花嫁衣装の描写は圧巻でめでたいめでたいと思う間に物語は幕を閉じた。細雪を再読したくなった

2年前

谷崎潤一郎『台所太平記』(中央文庫)の感想