口腔機能発達

全身に目を向けて変わる、広がる口腔機能の発達支援

<私の物語>
Part1. 身体の弱い未熟児だった

私は昭和40年に、大阪の南部で古くからタバコ・雑貨・燃料の販売店を営む家の第3子として産まれました。2,000gの低体重だったので当時は「未熟児で産まれたんだ」と言われていました。そのためだけかどうかは分かりませんが、身体は弱く、幼児期は喘息で寝ている時に咳き込んで呼吸困難になり、近くの小児科に親に背負われて駆け込んだり、腕に出たアトピー性の湿

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これからの歯科保健推進への展望 Vol.04

Ep2-2.口腔機能という課題~ 乳幼児から高齢者まで~

前置きがずいぶんと長くなりましたが、「歯磨き神話」と「不正咬合の体感」というエピソードのお陰(? )で、私は知らず知らずのうちに「う蝕を予防する食習慣や生活習慣の重要性」や「口腔機能の健全な発達」という視点で子育て現場での支援活動を行うようになったと思います。また支援活動を通して、歯科の臨床現場からはなかなか見えてこない家庭での生活場面(

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日本人の子供の8割以上が口呼吸です。

お口の機能が発達しない

2018年4月の診療報酬改定で
口腔機能低下症、口腔機能発達不全症
という病名が病気として指定されました。

そしてその改善のための訓練に
保険が適用されることになりました。

口呼吸が原因で、口の機能が
十分に発達していない子どもたちが
増えてきているからです。

口腔機能発達不全症とは、
食べる、飲む、話すといった
お口の機能が発達していない状態です。

病気を患って

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歯科での管理栄養士の役割

歯科医院に管理栄養士??

なりとみ歯科には管理栄養士さんが

2名在籍しております。

また、管理栄養士を目指している
西九州大学の学生さんにも
オンラインで食事指導の
実習をしていただきました。(写真)

とても、素晴らしい体験だったそうです。

学生さん、当院の管理栄養士
先生方、そして受けていただいた
患者様にもとても喜んでいただきました。

歯科と栄養?
なんか関係あるのかな?
という方

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よっしゃー!嬉しいです!ありがとうございます!
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口呼吸だと食べる機能、飲み込み機能が十分に発達しない

 
最後の5つめの弊害は、食べる機能、
飲み込み機能が十分に発達しないことです。

お箸やスプーンで口元に食べ物を持っていっても、
唇ですくいあげることができなかったり、
食べ物を飲み込めなかったりする状態を指します。

原因は、口呼吸であること、よく噛むクセが
ついていないことにあるのです。

人は食べ物を食べる際、頬、唇、舌、呼吸が
総動員して「噛む」という動作をしています。

食べる機能が発

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虫歯や歯周病になりやすく、大病につながることがある(その2)

こんなにも恐ろしい口呼吸5つの弊害

軽度の歯周病でも歯茎に
炎症があると、炎症性サイトカイン
と呼ばれる物質が出てきます。

炎症性サイトカインは、
インスリンを効きにくくする
ことがわかっているのです。

インスリンはもともと体のなかに
存在するホルモンの一種で、血糖値を
下げてくれる働きがあります。

炎症性サイトカインにより
インスリンが効きにくくなると、
血糖値は上がる一方です。

する

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虫歯や歯周病になりやすく、大病につながることがある(その1)

 こんなにも恐ろしい口呼吸5つの弊害 

4つめの弊害は、「虫歯や歯周病になりやすく、
大病につながることがある」です。

口呼吸により口の中が乾くため、
これらのことが発生してしまいます。

なぜ、口の中が乾くと、虫歯や歯周病に
なりやすかったり、大病につながりやすかったり
するのでしょうか?

その理由は、口の中が乾いていると、唾液が
十分なはたらきが期待できないからです。

唾液には様々な働

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口呼吸で集中力の低下、原因不明の体の不調などがでやすくなる(その3)

こんなにも恐ろしい口呼吸5つの弊害

口呼吸は子供の将来に影響を与える?


脳下垂体、トルコ鞍、蝶形骨、内側翼突筋の関係

まずはこちらの図をご覧ください。

口呼吸が歯並びに影響を与えることは
前項で触れましたが、歯並びが悪いと
内側翼突筋と呼ばれる筋肉が突っ張り、
蝶形骨が歪む原因になります。

蝶形骨が歪むと、脳下垂体の働きに
影響を与えてしまいかねません。

そのことがホルモン分泌の異

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口呼吸で集中力の低下、原因不明の体の不調などがでやすくなる(その2)

こんなにも恐ろしい口呼吸5つの弊害

口呼吸は脳の機能障害を引き起こす

先に触れたとおり、口呼吸をしていると
脳の温度調整がうまくできません。

人の脳は40.5度を超えると
機能障害が起こるといわれています。

脳の働きに悪影響を及ぼすということです。

具体的な症状としては、思考できなくなる、
熱中症にかかりやすくなるなどがあります。

たとえば熱中症を例に挙げると、
ここ数年、熱中症で倒れ

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口呼吸で集中力の低下、原因不明の体の不調などがでやすくなる(その1)

こんなにも恐ろしい口呼吸5つの弊害

3つめの弊害を見ていきましょう。

口呼吸をしていると、集中力の低下
原因不明の体調不良などがでやすくなります。

精神的に安定しないケースも少なくありません。
主な理由は2つあります。

ひとつは、口呼吸だと脳を冷却しづらいから。
もうひとつは、蝶形骨の歪みの原因になりやすいからです。

いったい何のことだかわからないですよね。
それぞれくわしく解説します。

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