人気の記事一覧

聖アンデレ(4-B) 信仰の深さの尺度をめぐって

4か月前

空海ついて

究極に組織化された社会では識別判断能力は不用である。 見たいものを見、食いたいものを食い、 絶世の老若男女が仲睦まじく暮らし、 順番にポックリと逝く。 それ以外は「認知し得ない」 これが『究極の組織』である。 至福が降り、至高が凪ぐ。 叡智は不幸・空虚・厄災・悪業を根絶せしむる。

人を導こうと志すなら、中道、 「楽空無差別」の境地に住むのが望ましい。 空海、十住心論によれば 第5 抜業因種住心 第6 他縁大乗住心 これが小乗から大乗への変移 空寂の境地は第7「覚心不生住心」にあたる。 現代社会は第5(自己実現)を証悟とする。 よくて5/10はキツい

いまのうちに:『自分の気持ちになりなさい』

肉食は自然界への「忘恩」である――空海聖人『十住心論』を読む(1)

有料
100