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私は、40歳台初め、心に残る二人の編集者と仕事をする機会がありました。二人とも、後に、直木賞受賞者です。一人は、藤沢周さん、もう一人は、白石一文さんです。前者は、受賞作『ブエノスアイレス午前零時』、後者は、受賞作『ほかならぬ人へ』です

ここはアルゼンチンか、はたまた戦後の港町か雪国か。郷里のうらぶれた温泉ホテルに戻った男と、視力と記憶を過去におき去った老女。降りしきる雪の夜、タンゴを踊り続けるふたり。#ブエノスアイレス午前零時 を聴き浸るとさらに哀愁漂う。抒情詩みたいな短編。藤沢周二 第119回 芥川賞

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【小説】邪馬台国の巫女はフラダンスを踊る。

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