スティーヴンスン作『ジーキル博士とハイド氏』(岩波文庫、海保眞夫訳)を読み始める。出だしがとても面白い。弁護士アタスン氏と名高い放蕩者のリチャード・エンフィールド氏には共通の話題がないのに、ふたりは友情を育んでいる。そしてかれらは一緒に日曜日に散歩する習慣を非常に大切にしている。