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詩誌「ラ・ヴァーグ」イベントレポ②〜詩論

最近男の人の弱音の詩も、好きになってきた。普段言わない男の本音、弱音。男性が、生活と女性のために心に閉まっているものを見た時、健気さを感じて愛おしくなる。頑張ってる男性の必死さを最近間近で見るようになったからなのかなぁ?

チョコに詩を載せて売るとか、NFTとかいう売り方に興味あります。アフォリズムの方が近いんだろうなあ。ただ、基本的に芸術は、人の心を感動させるのが役割だと思う。詩はモノローグである限りはマスターベーションで、他人のためのものではない。そもそもそういうものだからそれでいいんだけどさ。

茨木のり子さんの死との向き合い方が好き。石垣りんさんへの弔辞と、ご自身の遺書。これが素晴らし過ぎて、尊敬する。詩作品には世への主張も多く辟易する部分もありますが(同族嫌悪です)、結局茨木さんの言葉のリズムーーたおやかで流れるような美しさが、彼女の言葉の技術が、好きなんだと思います

著名な人の詩であれば、モノローグでも読みたいけど、私みたいな新人のモノローグ詩は、よほどテーマが受けるか、詩の愛好家でもない限り読まれないと思う。無名のうちはダイアローグの詩の方が正解な気がする。もちろんモノローグの詩も書くけど発表する価値はまだないと思う。そもそも下手だから。

詩集が売れなくて詩の文化が廃れるのは勿体ないなと思っていて、詩がパブリックアートになって、それを支援する企業なり財団が表れて、例えば美術家みたいに、そういうパトロン的な人に支援・保護される存在になれたら、もっと安定的に続いていくんじゃないかなと思う。

国際的な世間体の手前、本心を表現できないのだとしたら、それは日本人はかなりの外圧を感じている証拠で、これは本当に精神的に深刻な問題だと思う。だからってまずいこと言っていいわけないから、たしかな国際感覚と歴史認識と宗教感覚を持たなければならない 詩には広く心性の啓発ができる力がある

日本の現代詩が呪文みたいになっていっちゃったのは、日本人の奥ゆかしさと相まって戦後日本人が「本心を言えない雰囲気」にまみれていることと関係があるのではなかろうか  と今の所考察している 美を追求するとお行儀はよくなってしまうからね でもそれって国際的な世間体でしょ?

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