「ある文章術の本」のメソッドに忠実にnoteを書いただけで、PVが27倍以上になった話
先週書いた「ぎっくり腰note」なんですが、私が書いた中では圧倒的な100以上の「スキ」を集め、通常記事対比で27倍以上のPVでました。
40歳間近のしがないサラリーマンが一個人の趣味で書いているnoteとしては、記録的だと思っており、いま飛ぶ鳥を落とす勢いの「note」活用術を知りたい人達に役に立つことがあるかもしれないと思い、筆をとった次第です。何卒、よろしくお願いいたします。
これまでにない反響を呼んだ「ぎっくり腰note」
あらためて、先週書いた「ぎっくり腰note」の反響についてまとめました。
・PVは公開後一週間で3,000over(通常時の27倍)
・「スキ!」は100over
・現時点で53人にツイートしてもらい、累計いいねは500over
・「note編集部おすすめ」に選ばれた
・サポート(金銭的支援)をいただいた
・入院していた実家の父親(67)退院へ
※2019年9月8日時点
ツイートのコメントも「面白い」「今年No.1」「勉強になる」と嬉しいものばかりで、クソリプも(観測範囲には)特になかったです。これなら、毎週ぎっくり腰になるのも悪くないかもしれません。
特に「いいね数」が多かったツイートを引用させてください。
自己肯定感、いと上がりけり。
で、こちらが、noteのダッシュボード機能のビュー数のキャプチャ、PV実績のエビデンスでやんす!
※前週:公開後1週間でのビュー数。(100ちょっとの通常運転)
※今週:公開後1週間でのビュー数。
うれしさのあまり尿モレした関係で、ちょっと前置きが長くなりましたが、
実は、今回の「ぎっくり腰note」なんですが、ネタバレすると、書く直前に読んだ「ある文章術の本」のメソッドに忠実に従って書いたものでして。
今週のnoteでは「ある文章術の本」とは、何という本なのか書籍名を公開し、そのメソッドとはどういうものなのか、どのように書いたのか、そしてWebマーケティングを本職とする私が成果を出す上で最も大事にしてきたメソッドである「ユーザ中心思考」からの脱却を果たすまでの思考プロセスも添えて、余すことなく書いていきたい。
このnoteを読んで「ある文章術の本」のメソッドを深く理解し、実行に移すことができれば必ずや満足の行くnoteが書けるようになる事を約束する。
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・・・と、有料noteにする事も頭をよぎった。有料noteにして一儲けしたら、それをネタに、今度は「【2019年最新版】有料noteでいと儲かりけり!8桁万円稼いだ48の超絶メソッド大公開!」という9,800円から一週間経過するごとに5,000円ずつ値上がりしていくスキームの有料noteを公開してひと財産築いてどうのこうの。
ごめんなさい、本題、入りますね。
大公開!「ある文章術の本」は…こちらです!
すでに、累計15万部売れている本なので、読まれている方も多いとおもいますが、こちらの本です。
題名の通り「読みたいことを書いた」だけで、これまで書いていたnoteとは、量も質も全く違う反響があって、その威力にびっくりしております。やばたにえん。
ちなみに、上記のリンク経由で買うと、わずかばかりの報酬が私に入る仕組みとなっております。
「お前なんかに報酬が入るのは、なんかムカつく」と、いう貴方は、
上記のリンク経由でアマゾンに飛んで検索して買った場合、購入額の0.5%分のLINEポイントがご自身にバックされます。
貴殿の器の小ささゆえに、私には1円たりとも報酬は入らなくなりますが、私はそれでもいい。この本が売れるなら。
買いたいように、買えばいい。
おくればせながら本書を買ったきっかけ
やや余談ですが、ビジネス書マニアな私が、こんなに話題の本を今まで買っていなかったのに、そしてまだKindle Unlimitedにもなってないのに、このタイミングで本書を読んだのか。
それは、8月30日の朝に読んだ、この記事がきっかけでして、
職業柄「バズる」文章の極意、とあると、ついクリックしてしまうのと、patoさんの文章が割と好きなこともあって(特にこれとかこれ)
(先に、こっちの文章を読んだほうが、人生が豊かになると思います。)
話が脇にそれ続けて申し訳ない、
対談記事、とても良い内容なので、ぜひ読んでほしいです。こことかすごくいい。
田中:そう、時々僕らが言ってもらえるありがたい言葉が、「思っていたことをこんなに言語化してくれてありがとうございます」ということ。
pato:ああ、ありますね。
田中:あれは嬉しい。つまり、僕はそんなに詳しくはないけど、一生懸命言葉にしてみたら、そのことを何十年も好きだったけど、言葉に出来なかった人たちがいたということ。
ここに、感銘を受けて、いつも通り、息をするようにTwitterでシェアしたところ、、、
著者と担当の編集の方が秒でリツイート、著者に至っては6万フォロワーを抱えるインフルエンサーにも関わらず、秒でフォローされまして。
実は、直前までpatoさんの小説の方を買おうとしてたんですが、これはこっちの本買わないとまずいという無言の圧を感じまして、LINEショッピング経由のAmazonにて即買った次第です。(器の小さい人間は私だった)
SNS全盛の今の時代、著者も編集者も本を世に送り出すことだけでなく、手にとって読んでもらうまでが仕事になったんだな、という、世に言われている一般的な感想をコピペしつつ、やっぱり著者からのリツイートやフォローは嬉しい、ということを実感したのでで、「ぎっくり腰note」の反響に対しては躊躇なく秒でフォローすることにしました
反響よりもうれしかったこと
長い前置きを経て、ようやく本題に入っていくんですが、
のっけから、「これ、なに綺麗事いっちゃってんの、ウソでしょ!?って」思われちゃうかもしれないことから書いていきます。
今回の「ぎっくり腰note」反響があったことは、うれしかったんだけど、それはあくまで結果としてついてきた「おまけ」みたいなものだな、と思っていて。
反響がなかったとしても、書き終えた時点で十分楽しくて、とても満足だったんです。
それが、本書に書かれているメッセージ、
「自分が読みたいことを書けば、自分が楽しい」 という原理
これなんです。
先週書いた「ぎっくり腰note」、自分で読んで楽しくて仕方ない。さっきも読んだし、たぶん一番読んだのも自分で、もしかするとPVのうち半分は自分かもしれない。セルフPV。
これがタイトルでもある「読みたいことを、書けばいい」ということの最大の効果だと思っていて、
本書を読む前だったら、「見えない何か」に遠慮してしまうあまり、荻野貴司のくだりとか、新宿イカセンターとか、インダス文明のダジャレとか、自分の給与振込口座の番号と暗証番号とか、一切書けなかったわけで。
自分が「読みたいことを」という基準ができて、そして「書けばいい」という後押しがあったことで、今までつかえていた何かが、スッと通ったような、そういう感覚。
「書きたいこと」ではなく「読みたいこと」を書く
そのポイントは、「読みたいことを、書けばいい」であって、「書きたいことを、書けばいい。」ではない、ってとこ。
これは似ているようで、全然違う。特に何が違うのか考えてみました。2つあります。
①読み手に甘えらんない。開き直れない。
読み手が自分以外の他人なら「楽しいといってくれるひとがいるかもしれない」と期待できてしまう。色んな人がいるから可能性は否定出来ないわけで。それに甘える。雑になる。
しかし、何もかも知っている自分が読み手なら、「かもしれない」はありえない。その文章が楽しくない事はわかってしまう。無責任にはなれない。
「書きたいことを書けばいい」ならいくらでも無責任になれる。だから「読みたいことを書けばいい」は結構厳しくもある。
②自意識が消えて、溶けていく
読み手として他人を意識していると、自意識が肥大化する。
カッコいいと思われたい、器が小さいと思われたくない。色んな予防線を張りに行って自分を守ったり、大きく見せる為にちょっと盛ってみたりしてしまう。全部、自意識がなせる技だ。
読み手が自分だと、こう思われたい、とか、誤解されたくない、みたいな事は気にしなくて良くなる。だって自分だし。
って事に気づくと、自意識から自由になり、書いているうちに自意識が溶けて無くなっていく感覚になる。
まるで仏教でいう「行」みたいな、マインドフルネスな感覚。
一方で、ちょっとでも自分以外の読み手を意識した瞬間に自意識が戻って来て、自分が読みたいと思えない面白くない事を書いてしまっている。
一度、書き手としての自意識を振り払って、読み手に戻って読み返し、納得行かずにごっそり消してやり直し。まるで修行の様である。
「読みたいことを、書けばいい。」が楽しいことなはずなんだけど、やってみるとキツい、というのは、この辺に理由がある気がしている。
このnoteもさっき4000文字分くらい消して、書き直した。(以前なら、そのまま公開していたし、過去のnoteはそんなのばっかり)
毎週note書いてます!
こんな見出しで、毎回最後にお決まりのフッタをつけて、自分毎週書いてて偉いなって思って貰いたいとか、あわよくばリンク辿って先週分読んでほしいっていうのも自意識で、読みたい様には書けていない事に気付いた。修行が足りない。
※今回は、9月1日(日)~9月7日(土)分の週報になります。
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