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増税前、ついにキングダムまとめ買い&一気読みして、ようやくネタバレ解禁になって、キングダム関連のビジネス記事を読んた時の違和感とおすすめマンガ3選

増税前、という自分への言い訳を大義名分として、やりたいことリストに入っていた、キングダム全巻まとめ買い&一気読みを実施。ついカッとなってやった。後悔はしていない。

これまで、キングダムのネタバレを避けてきた人生だったので、ようやく解放された感。※本noteでも、ネタバレになるようなことは書くつもりないので、その点はご安心を。

キングダムを読みたかった理由と買った経緯

キングダムが気になっていたのは、面白いという評判はもちろんのこと、ビジネスや経営の学びにもなる、という評判があって。

キングダムを題材にしたビジネス書とかビジネス記事は、ネタバレを防ぐために、Twitterで見かけても、はてブがたくさんついてても読まずにここまで来た。

特に自分は「たとえ話」を多用して、共通点やつながりをたどって連想して考えるタイプなので、その一級品の素材を理解することは、常にやりたいと思いつつ。

とはいえ、50冊以上をまとめ読みしたら、自分の性格上、止まらないことが容易に想像つくのと、それなりにお金も嵩むので、年末あたりに毎年Amazonが大規模な還元セールをやるので、そのタイミングを待っていた、という感じ。今年の年末年始には、一気読みしようと漠然と考えていた。

が、たまたま先週実家に帰っていて、娘と父母が遊んでいる横で、ビール飲んで昼寝も終わって、本当にやることなかったのと、よく考えれば増税前だしある意味2%バックみたいなもんやろ、と思って、その場で考えもせず、衝動的に買ってしまった。

人間、買い物をするときは、本当に論理的には考えてないし、感情主体と衝動的な動きだなと再認識した次第。

なのに、ポイント還元セールを逃している

ホントさっき、このnoteを書くために、たまたま知ったんですが、なんと、まとめ買いでポイント還元やってるっぽい。

これ知ってたら6,000円以上ポイントバックでもらえてたかも。。怒りで悶える。こういうタイミングを待っていたのに、ちょうどそのタイミングで買ったのに逃すって、どんだけなんだろう。増税前のテコ入れは十分予想できた。戦場だったら死んでるわ。

そんなわけで、キングダムのみならず、気になってたマンガを一気読みするなら、今のうちに買っておくのが吉かと。

キングダムの前に、血の轍もまとめ買い&一気読みしてしまった。(当然クーポンコード入れず)これもすごく面白い。怖いけど。

あと、ヒストリエ、続き全然読んでなかったと思ってみたら半額還元だったので、続刊即買いしました。

※Kindleの方はどうやら対象商品が限定的なようなので、よく確認したほうが良さげです。

ネタバレ解禁になってから目についたビジネス記事の「これじゃない」感

話を戻しますが、キングダムを一気読みして、ネタバレ解禁になったので、キングダム絡みのビジネス記事にざっと目を通したんだけど、なんか「これじゃない」感がすごい。

確かに、学びはあるし、そういう気付きね、確かに、という記事はあるんだけど、キングダム読んで上がった視座を持て余してしまうというか。そうそう、これが読みたかった記事だ!っていうのが今の所みつからなくて。まだ検索甘いので、よく探せばあるのかもしれないけど。(知ってたら教えてください)

キングダムで上がった視座を言語化して落とし込むための一冊を探す

この持て余している上がった視座を言語化して自身に落とし込むために必要な本は、きっと過去自分が読んだ中にあるはず、とKindleの過去買った本リストを読み返していて直観が反応した本がこちら。

自分の直観に対する自画自賛なんだけど、本書を読み返していたら、キングダムの舞台となる春秋時代の中国の話からの引用あって。

歴史小説の大家宮城谷昌光さんは、中国古代のリーダー像と人の心の綾を見事に描き、現代でも共感のできる小説として広い支持を集めているが、彼はその著書の一つで春秋時代のの国の将軍子国にこう言わせている。  
「将というもののありかたは、まず軍を統制し、兵の心を掌握することにあって、いかに戦うかは、そのつぎにくることである」
(宮城谷昌光著『子産』(上)、講談社文庫、二〇〇三年、三三三ページ)  
統制とは、統率という言葉に代えてもいいだろう。束ねるのである。そして兵の心の掌握が将の第一の仕事で、戦略・戦術を考えるのはその次だ、と明言している。

そうそう、そうなんだよ。そういう事を言語化して自分に落とし込みたかったんだよ、という記述にあふれている。

ざっと読み返しただけなので、深堀りはもう1段階できそうだけど、取り急ぎ、キングダムの読後感に刺さったポイントを3つほど自分のメモとして、キングダムのネタバレは一切入れずに残しておきたい。

3つのものの流れ、特に感情の流れ

仕事の現場では、3つのものが流れている。それは、カネ・情報・感情

人が集まって会社の仕事を一緒にすれば、必ずそこには、カネの流れ、情報の流れ、感情の流れが同時に起きるのである。
つまり、仕事をするという活動と共に一人ひとりの人間の心に何らかの感情の動きが生まれる。さらに一人の感情の動きが他の人々の間に伝染・影響といった相互作用をもたらしたりもする。そうした心理的な相互作用の結果、「仕事の場には感情が流れている」、とでも表現すべき現象が起きるのである。
三つのものの流れを活発にするにはどうしたらいいのか。それが、マネジメントの本質である。それは、「協働を促すためのは条件は何か」という問いと本質的に同じ問いなのである。
経営を見る眼としては、三つの流れを総合的に見る「三眼の発想」をもたなければならない。


経営の本質は他人を通して事をなすこと

 「大勢の他人に自分が望ましいと思う何事かをしてもらうこと」 が、経営の本質なのである。つまり、他人を通して事をなす、「Doing things through others」、なのである。
他人が想定通り動かないのは、その他人の目的、情報、思考様式、感情のどれかについてきちんとリーダーが理解していないからだ、ということになる。他人なのだから、こうした四つの基礎要因を自分とまったく同じにしようとすることも完全に理解することも、そもそも無理な話である。せめて、情報の共有度を高め、その上で他の要因を理解するように努める。それが、人を動かすための原点だろう。


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人の器量とは

「あの人は器量が大きい」とか、「彼には器量がないから」といった表現を日常的によく聞く。その器量とは、何だろうか。私は、三つのものから器量は構成されているように思う。  
(1)考えることのスケールの大きさと深さ  
(2)異質な人を受け入れる度量  
(3)想定外の出来事を呑み込む力


小さい事を考えている人は、小さく育つ。内省的な思索を大きな場で深くもつ人は、大きな事を考え、大きく育つ。人は、思索の場の深さとそこでものを考えるスケールの大きさに応じて、育つ。  
深い思索の場をもつように努力している人は、その考えるプロセスから物事の道理を自分で発見していく。経営について、人間行動について、社会の動きについて、よき経営者は自分なりの考えをもっているのがふつうである。だから、彼らの話は納得性が高い。  
つまり、「人は、志の高さに応じて、仕事の場の大きさに応じて、思索の場の大きさに応じて、育つ」。


毎週note書いてます!

ぎっくり腰の記事がヒットした後、本当にツラい。確実にスランプ。ネタ元の本もなくなっていている。目標の1年継続はあと3ヶ月なので、なんとかやりきりたい。

※今回は、9月23日(日)~9月28日(土)分の週報になります。


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