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3回目の出産

3回目の出産

2022年3月21日暖かい日中を過ごした夕方、家族と助産師さんに見守られ3回目の命をお迎えすることが出来た。

ここまでの道のりは、どの家庭もそうであるように平坦ではなかった。1人目の産後の診断されていない産後うつ。パートナーとの起業。経済の不安。こだわりのある自分とのつきあい。本当にこどもを育てる能力が自分にあるのかという不安。
たくさんの方の力をお借りして今思うのは、命の誕生を3回経験できてよ

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産後5年で気付いた、自分の感情と人生の自由と責任

産後5年で気付いた、自分の感情と人生の自由と責任

初産後、3年半を経過した頃の2019年のお正月休みに私は2つの講座に申込んだ。1つは、リハビリ職専用の産後ヨガ講座。もう1つはお母さんセラピスト(催眠療法)の養成講座。独身時代はリハ職向けの実践講座などを受講していたが、移住・職場の転換・職場の立ち上げ・結婚出産をしている間に、何かを集中的に勉強する時間をとる機会を忘れ6年以上経過していたと思う。仕事も家事も大変なのに受講なんて出来ないとも思ってい

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出産によって表面化したもの

出産によって表面化したもの

「妊娠を機にSOSを出せる人がいる」と、妊娠葛藤相談などを行っている特定非営利活動法人ピッコラーレの方にお聞きした。出産後色んな自分の課題に直面し、よく数えたら5年ほど全身の蕁麻疹と湿疹に悩み、生活がなんとか出来たうつであっただろう私はその言葉が腑に落ちた。また、「出産したことがチャンス」という、NPO法人マドレボニータの講習会で習った言葉の理解が深まった。

私は出産前から、パートナーの立ち上げ

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出産後の自分

出産後の自分

こどもを産んで、こんなにこどもが自分の原動力になるとは思わなかった。早起きが得意ではないのに、お弁当の日は4時・5時に起きることもある。疲れてくたくたでもこどもの夕飯は作っていたり。腰痛が出現してもある程度はこどもの要望を聞いたり感じて抱っこしていたり。出来ないことも多いけど、自分が思った以上の行動力が発揮されることも多々ある。

それなのに、やらなければならないと思っていることが積み重なって疲れ

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