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30代ゲイ、海外に移住し、メンタルを崩すの巻

〜の巻ってなんだっけ
忍たま乱太郎だっけ
小学生の頃は忍たま乱太郎のしんべぇ君が好みのタイプだったっけ。

まぁいいや。

海外に引っ越して2ヶ月経ちました。
ようやくメンタルが落ち着いてきました。

つまり、メンタルが崩れていました。わりと。


寂しがりやなんです。


いや、さすがにこの歳になって寂しがりやはキモすぎる。分かってる。
でも、そうなんだから仕方ない。
加えて、一人暮らしほぼ経験なし。
そんな僕が突然海外に移住し、メンタルを崩しました。

そりゃそうだ。環境が違いすぎる上に寂しすぎる。
そもそもなぜ弱小メンタルの僕が突然の海外一人暮らしに耐えうると自分で思ったのかは本当に謎。
なぜか会社の海外赴任の募集に、元気よく、行っきまーす!と両手を挙げ、
なぜか運よく海外赴任が決まり、
10数時間のフライトのあと、空港に降り立った2秒後にはメンタルがやられるというお話。情けない。

というのも、到着後、空港の中(屋内)をなぜかものすごいスピードで走る自転車のおじさんとぶつかりそうになったり、ロストバゲージしかけたり(ベルトコンベアが完全に止まったあと、スタッフが僕のダンボールだけ抱えて持ってきた)して、まず心が折れかけた。
自宅での生活が始まってからは、

朝、目が覚めると泣いていた。

とかいう、どっかの中心で何かを叫ぶあの恋愛小説の冒頭みたいなことを
一人、一週間ほど繰り返していたのでした。

助けてくださぁぁぁぁぁい。でした。

海外移住といっても、
家は用意されてるし、仕事は確保されてるし、仕事内容は日本とほぼ同じだし
給料はそんなに高くないけれど、多分、海外移住〜イージーモード〜。

それなのに、
休日、外に出るとなぜかみんなが悪人に見えるし、
独特な救急車のサイレンの音が怖くなってくるし、
全員がアジア人嫌いに見えるし。
店員さん威圧的すぎるし。
と思ったら、笑顔でHave a nice day!って言ってくれるし。
地下鉄に乗ったら爆音のスピーカーを肩に乗せた爆乳爆尻お姉さんにガン飛ばされるし。
ちなみにそのお姉さんは地下鉄の中心でFUCKと叫んでいたんだけど。

ようやく家に着いてゲイアプリ開いても、イケメン西洋人ばかりで
僕好みな薄顔童貞眉毛太アジア人は一人もいないし。
いや、結局、この歳になってもしんべぇがタイプじゃんってなるし。

その結果、用もないのに突然お母さんに電話しちゃう30代キモ寂しがりやおじさんが無事、完成したのでした。



メンタルが沈んでる時ってほんとに何にもする気が起きないんですね。

食欲、湧かない。
ツイッター、見ない。
インスタ、見ない。
フェイスブック、見ない。
読書、しない。
映画、観ない。
オナニー、は流石にする。


でも、そこから、いろいろあってちょっとずつメンタルが回復してきました。
メンタルを回復させるためにしたことをここに備忘録として記しておきます。

①ジムに登録する。
 運動は正義。ジムに行って筋肉痛が来るだけで、もうハッピー。
 筋肉痛は全てを癒す。今日も、筋肉痛に、感謝。痛ければ痛いほどいい。
 痛ければ痛いほどいいものなーんだ。そう、筋肉痛。
②ゲイの現地の友達を作る。
 できれば日本人が好きな現地人。職場以外に友達ができると、気分が違います。
③日本食を食べる。
 食の違いは結構ストレスでした。以前、数日海外に行った帰りに成田空港でおにぎり食べて美味すぎて泣いたの思い出した。よく考えたら海外耐性ゼロじゃん。
 ちょっと高いけど日本の食材を売っているスーパーに行って食を日本風にするだけで、なんだかホッとします。
④仕事頑張る。
 なんのために海外に来たのか考えることは大事。暗い気持ちの中、何度も考えました。何度も考えた結果、可愛いゲイの友達を増やすことと、たくさん旅行すること、仕事で役に立つことだなと思っています。(ということにしています。)
⑤VPNに登録して、日本の無料エロ動画を漁る。


そういえば、ツイッターに下ネタ?投稿を数週間ぶりにしたときに
友達から、元気になったんだね。と言われました。
下ネタは元気のバロメーターです。
はい、元気になりました。

とりあえず、これからは、この薄顔アジア人好き30代ゲイの弱小メンタル海外耐性実はゼロだった僕が、濃顔西洋人に囲まれて今後どのような海外ゲイライフを送るのかを不定期で、この上なく不定期でお伝えしていけたらと思います。

次回、
爆乳爆尻爆音スピーカー肩のせお姉さんと仲良くなる、の巻。

では、また。




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