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どうしてわたしは。。。の先にあるもの

何度説明されてもわからなくて、わかろうとすればするほど、頭の中で糸が絡まっていく。

わからないことが、申し訳なくて、わからない自分が情けないのと同時に、そう思う自分が悲しくて、父の前で泣きべそをかきながら算数の問題を解いた思い出がある。

あの思い出も、わたしの人生の中の設定の一つになってしまったのかもしれない。


わからないことに対する怖れから、人の気持ちを知るのが怖かったし、自分を曝け出すことができないから、頼ったり、甘えたり、本当の胸の内を話すことがなかなかできないまま大人になった。


そんな自分の設定も、変更することができるんだ。そして、本当に、自分の見たい世界を自分で創造することができることを知った。

そのことを理解し、体感するまでにもタイムラグはあったが、つい先日、ふっと腹落ち感を伴って理解することができた。

俗に言う、引き寄せる、と言うよりも、わたしには、軽やかだけど、もっと自分の信念の元に創造していく、純粋で力強い創造の世界という感じがした。

エゴにまみれた、重たい心が、少しずつ綺麗に磨かれて本当の姿を取り戻したような感覚。


望まない世界への設定を、望む世界に設定変更したら、魔法の言葉をリフレインするんだ。


「どうして、わたしは。。。」

どうして、わたしは、の先には、自分の望む世界を入れ込む。


「どうして、わたしは、こんなに仲間に恵まれているんだ。」

「どうして、わたしは、好きな仕事ができて幸せなんだ。」etc...


何だっていい。自分が望む世界を、自分の言葉で入れ込んで、何度もリフレインする。


自分の意識もこうやって変えていくことができる。意識が変わると、自分の見える世界が変わる。

この世界は、面白い。シンプルで、軽やかだ。

自分の中のいらない思考が一掃されたような感覚だ。

最初は、なかなか自分の本心からの望みというものがわからないこともあるけれど、そこで妥協しないで、純粋な自分の望みをほじくり出す。

誰にどう思われてもいい、人の目や世間体は関係ない。無謀だと思われてもいいんだ。調子こいて望むんだ。


うまく説明できないが、苦しくも、痛くもなく、ただ意識がクリアになった。

そして、これまでのわたしが、本当のわたしを後ろから見送っているような気がした。

「さようなら、これからあなたは、本当の自分の世界で生きてね。」

新しいステージを自分で選んで一歩踏み出した。

そんな乙女座の満月だ。



晴海たお


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