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レポ#26 宮島水族館「みやじマリン」

5月末、GWに出勤した振替休日を利用して広島に遠征した。前職と現職の間の無職期間、友達と行こうと計画していたが去年の今頃はご時世的に断念。1年越しに叶った遠征だった。

基本情報
場所:広島県 廿日市市
入館料:1420円(大人、2022.06.11時点)
飼育点数:約350種13000点(水族館ぴあ2015)

記憶がある限りは今回が初訪問。2歳の頃から2年間だけ広島に住んでいたことがあるのでその頃に行ったことがあるかもしれないが、覚えていない。
開館の9時から11時頃までいたので約2時間の滞在。その日の午後の飛行機で帰る予定なのに、マリホ水族館にも行きたかったのでなかなか時間の限られたスケジュールでしたが、そこまでせかせかせず楽しめた。

チケット・パンフレット

チケットはこちら☟

絵柄は何種類かあるみたい。

パンフレットはこちら☟

4つ折りで見開きになっているタイプ。
見開きの館内図。順路がわかりやすい館内だった。
イベントスケジュールと新エリアは別紙で挟まっていた。


水族館まで・入口

1日目に尾道に行って、広島駅前のホテルに宿泊。翌日の朝、広島駅から宮島口まで電車で行き、そこから船に乗った。

想像していたより大きい!
船で行く水族館に間違いはない。言わずもがな最高の始まりである。
厳島神社も見えてきました。あっという間に10分程で到着。
船を降りたところに大きな看板。ボルテージが上がっていきます。

船を降りてからは、「宮島メイプルライナー」という乗り合いバスに乗った。乗車時間は10分程でしたが、道が狭いせいかアトラクション並みの揺れだった・・・。

水族館前の目の前に到着。和風の外観。
絶妙なデザインの生き物たち。
メリーちゃんがお出迎え。恐怖と圧を感じる。
検温モニター等で見づらかったけどこういう展示はテンション上がる。
券売機などがあるエントランスホール。厳島神社をイメージしているそう。
入口の表示。


宮島の干潟

入ってすぐは、干潟エリア。

地域性があふれる展示でさっそく引き込まれます。
こんな感じで横に広い水槽。
クサフグが底にたたずむ。
カニもたたずむ。
マイサキは群れをつくっていた。
後ろにはアマモ水槽。



海のめぐみ

エスカレーターをあがると、「海のめぐみ」ゾーン。

エスカレーターで始まる水族館に外れはないのである。
存在感を放つカキ水槽。
立派なカキがたくさんついている!
小さな水槽には、マガキの稚貝も。
これも地域性あふれる展示。
ベンチの注意書きは、ウツボとエビのキャラクター。
カキ水槽は1階からも見られます。
下の方は小さい魚がビュンビュン泳いでいた。


山から海へ

カキ水槽を進むと「山から海へ」ゾーン。

半分潜るカブトガニ。
砂の上を歩いている子もいました。
1分ぐらい本物か偽物か吟味したカメたち。結果、動いていました。
カブトムシ!?これはなかなか水族館じゃ見れないぞ。写真は撮っていないが幼虫がいました。
大きな水槽の上に小さな生き物が展示されていました。
アカハライモリ。
錦鯉!広島空港にもいたので名産なんですね。
1匹1匹色や模様が全然違くて面白い。
口元のヒゲがチャームポイント。
名前を覚えたオヤニラミ。
このほかにも希少種や絶滅が危惧されている生き物たちが展示されていました。


いやしの海

さらに進むと「いやしの海」ゾーン。どーんと縦にも横にも大きい水槽が迎えてくれるのですが、興奮して全体撮るのを忘れました。

エイが横切る。
水流に飲まれるツマグロ。
やっぱりかっこいい!
大きなエイが水面から出ていた。
この水槽は上からも見られるようになっている。
写真だとわかりにくいけど、音・匂いを感じられた。
かわいいデザインのお仕事紹介。
2階の「いやしの海」の大水槽の奥には、小さい水槽が並ぶ通路がありました。
海岸の生き物コーナー。
アカテガニ。その名の通り、ハサミが赤い。
こちらは、後ろから見ると一見普通のカニなのですが・・・
ハサミにふわふわな毛を付けています。モクズガニ。
壁面のイラストが良い。
住んでいるのはヨウジウオ。
タケノコメバル。筍の季節に美味しいらしい。なんて人間本位な命名。
砂の上に擬態するのがネズミゴチ。背びれをピンと立てた瞬間。
ヒガンフグとカワハギ。形が全然違うけど同じフグ目。
フグかわいい!
こちら小さな小さなシロウオ。透明で見えるお腹の気泡はなんだろう?
ギンユゴイ!小さい!!
ピント合ってないけどおしゃれな尾びれの子がいたので載せちゃおう。
反対側に立つと魚と一緒に写真が撮れるフォトスポット。
2階で初めに出会う大水槽は、1階からも見られます。
海面近くと海底では住んでいる生き物も景色も違って面白い。
底にはサメ。
窓からものぞけます。

1階の「海のめぐみ」と「いやしの海」の周りには、小さい水槽も並んでいました。

落ちていくクラゲ。
キュートなクラゲもいました。右の子はなめこにしか見えないが・・・。
コウイカ(たぶん)
たまごがびっしり!
生まれた赤ちゃんもいました。
小さい!
半目に見えるイカの目。
タコ。
壺におさまるタコ。
1つ残念だったのが、タチウオを通年展示しているらしいのだが、訪問時にはなかった。いるならここかな?と思った水槽にはエイラクブカが泳いでいた。


瀬戸内のくじら

2階から階段で降りてくると「瀬戸内のくじら」ゾーン。宮島水族館を訪問したかった理由の1つでもあります。

待ってました!スナメリ!
いた!!!
水色との相性がいい感じ。
明るくて見やすい水槽です。
近くにきた!
顔の前にあるのはおそらくフン。
口に入れたり出したりして遊んでいた。いい表情。
こっちを見てくれる。正面顔好き。
この日水槽にいたのは、「ハッチ」と「チハル」

もう1頭のコハルは、赤ちゃんを出産したのでバックヤードに。

ずーっとすいすい泳いでいました。
鳥羽や海響館のように興味をもって近づいてくる感じはなかった。
ですが、透明度の高い水槽を気持ちよさそうに泳ぐ姿は見ていて飽きない。
またフン・・・?
イルカのように背びれがないのでつるんとしたフォルム。
奥の方に人影が見えたのでたぶんご飯の時間だった。
あまり集中して食べていないようで、泳いでいる時間の方が長かった。
頭突きのようなポーズが撮れてしまった。
こちらも頭突き。
ピントが合っていれば最高の1枚だったんだけどな・・・。
2頭はほとんど触れ合っていなかったけれど、ときどき近くを泳ぐ場面も。
最後の1枚は全身がわかる1枚で!
標本も置いてありました。



生きもののからだと暮らし

出口に向かっていく最後の魚のゾーンは「いきもののからだと暮らし」タイトルの通り、解説を読んで”へ~!”となる勉強になる展示でした。

まず迎えてくれるのは色とりどりすぎる魚たち。こんなに人口密度ならぬ魚口密度が高い水槽は初めて見たかも・・・。
サクラダイ。一生の中で性別が変わるらしい。
魚はどこにいるでしょう?葉っぱに擬態するリーフフィッシュ。
岩ではありません、仲良く2匹並んだオニダルマオコゼ。
筒にぎゅうぎゅうに入るマアナゴ。穴に住むから穴子らしい。
ドクウツボ。
からみあって泳ぐタツノオトシゴ。
ディスカスミルク。名前と同じ「ディスカスミルク」という粘液をこどもたちに食べさせるらしい。
レッドスポットグリーン・ディスカス。鮮やかな模様が特徴的。
チンアナゴ。なんか光の加減で良い雰囲気。
サンゴ礁コーナー、もしかしてと探すと・・・
いましたニシキテグリ。奥の方で見え隠れしていて全然撮れなかった。
名前がわからなかったけどきれいな魚。
キイロサンゴハゼ。目の下の色が違ってほっぺたみたい。
テッポウウオ(たぶん)


ペンギン・トド・アザラシ

魚コーナーが終わって奥に進むと、ペンギンが居ました。

フンボルトペンギンだけど、顔のピンクの部分が少ない気がする。
たまごを抱いている子がいました。
名前の一覧もあります。
泳いでいた亜成鳥。
ペンギン水槽の後ろはトドの水槽。大迫力。ガラス面に当たると毛並みがよくわかる。
進むとショーを行うライブプールに出ます。
目の前がすぐ海で景色が良い。
上からアザラシ。
爆睡中。
上に上がると、ペンギン水槽やトドプールを上から見られます。ペンギンオブジェかわいい。
ペンギンのパネルが並んでいました。


はつこい庵

昨年の夏にオープンした「はつこい庵」
外の通路を進んでたどり着く、別館になっています。

入口。提灯が夏の雰囲気。
まず目に入ったのはミナミアメリカオットセイ。ご飯タイムでした。
2頭いたのですが、奥でご飯をもらっていた子は小さい。
そしてせわしない。1歳らしいので仕方ない。
今年の2月にこちらにやってきたばかりみたいです。
もう1頭はご飯が終わると眠そうにしていた。
ぱっと見、何の生き物かわからない(笑)
1歳はめちゃくちゃ元気。泳いだり水から上がったりせわしなく動いていた。
仲は良さそう。
球体水槽に閉じ込められたコイ(?)
面白い展示がありました。
筒状の水槽がついていて、その中を昇る。
展示には「登竜門」と名がついていましたが、中国の古記をイメージした面白い展示でした。
美しい尾びれ。
金魚もいます。こちらはピンポンパール。
屏風のような水槽。
きらきら光るからだ。
全体像はこんな感じ。私は好きな空間でした。


グッズ

買ったのはクリアファイルと、サメのガチャガチャをしました。

実写のクリアファイル。
見開きになっています。以前は実写はあまり好きではなかったけど最近は好き。
袋がかわいかったです。まん丸の生き物の顔が宮島水族館のオリジナルグッズにたくさんあった。


まとめ

中国地方の水族館はなんでどこも刺さるんだろう。宮島水族館ももれなく好きな水族館になりました。解説も丁寧だし、地域性を活かした展示も多い。アクセスも厳島神社から歩いて行けるので、観光成分も申し分なし。
関東地方にはスナメリがいないので、西に来るとスナメリが見られて嬉しい。5月に生まれたスナメリの赤ちゃんが元気に育ちますように!

厳島神社のシンボルの鳥居は工事中でした。これはこれでレア。
船に向かう途中で食べたカキが最高だった。今も写真を見てよだれが出る。

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