うるふ

23歳、オタク、サラリーマンです。好きなジャンルはVtuber・アニメーション・音楽・…

うるふ

23歳、オタク、サラリーマンです。好きなジャンルはVtuber・アニメーション・音楽・小説など。

最近の記事

iPadとMacBook Airを買った話

僕が大学時代にやらなくて後悔したことは、 ちゃんと親の脛をかじって高いPCを買ってもらわなかったこと ですね。 僕が大学に入学して初めて購入したPCは、Surface Go(第一世代)でした。 生協で安くMacBook Airが売ってたにも関わらず、当時の僕は何故かSurface、しかもラップトップというよりタブレットに近い性能のモデルを購入しました。 今こうしてAmazonで検索すると、4年前はもう少し安かったかもしれませんが、高い! 就職して仕事(兼プライベート)用

    • あけましておめでとうございます 2023

      もー気づいたら2023年ですよ。時の流れは早い。 絶望の内定0卒業から始まった2022年。半年の無職期間を経て11月にようやく就職に漕ぎ着けました。2023年は充実した1年にしたい。 こうして久しぶりに更新したnoteですが、今年はもっと積極的に更新していきたいですね。文章をもっと書いていきたい。あとは、せっかくMacBook Airを買ったので、動画なんかも作ってみたいすね。Vlogとかやってみたいなぁ。 今年やってみたいこと アニメや小説をたくさん消化して感想をn

      • 適当に音楽を語る

        昔懐かしボーカロイド。2012年ってもう10年前じゃねぇか! 10年前、まだ中学1年生だった僕はオタクの道に入りかけていた。まだボカロがオタクの間の密やかな趣味に過ぎなかった時代。米津が米津玄師として表舞台に立つ前の頃、「ボカロを聴いてる」ことは誰にも知られたくない恥ずかしいことだった。 そんな中でボカロの世界に魅せられてた少年少女は「悪ノ娘」や「千本桜」のノベライズを傍らに、インターネットの海に旅に出る…。世はまさに(ry 頭のてっぺんからつま先までオタクであることを

        • 村田沙耶香『星が吸う水』の読書日記(仮)

          芥川賞受賞の『コンビニ人間』で有名な村田沙耶香の短編集。短編2編のみなので長い時間読書ができない人におすすめ。ただし内容までお勧めできる訳ではなく、女性の性を扱うのでセンシティブな描写が多くその点には注意。 本書を読むと芥川賞には珍しく(?)、『コンビニ人間』の方が世の中の「普通」が何たるかを平易な視点から描いた作品だということを知る。つーことなので、この『星が吸う水』の主題は「性」、特に偏見という意味で女性に据え付けられた「性」に向けられており、個人的な感想としては聞き苦

        iPadとMacBook Airを買った話

          「誠の愛」って何だっけ? 〜夏目漱石『それから』読書日記〜

          前書き&ちょっとした解説所謂「前期三部作」、『三四郎』に続く第二作。第三作は『門』。「前期三部作」とは夏目漱石の作家活動前期の代表作であるかというとあまりそういうことではなく、男女の恋愛という物語上の共通の性質をもつことと、主人公やその他の登場人物は違えど物語のテーマに一貫性があることから、一つの物語と捉えられる、という意味合いからそう呼ばれることが多い。 例えば、『三四郎』では上京したての右も左も分からない学生の三四郎が自由奔放な女性に憧れ、あれこれと振り回されながら最後

          「誠の愛」って何だっけ? 〜夏目漱石『それから』読書日記〜

          【講義メモ】村上春樹『1973年のピンボール』(1) 「直子」という人物についての考察

          『1973年のピンボール』は、「僕」という一人の青年が「喪失から再生へと向かう物語」だと思いました。 前作『風の歌を聴け』の続編ということであれば、冒頭に登場する「僕」の恋人の直子が、『風の歌を聴け』で語られた「三人目のガールフレンド」であろうということが察せられます。 だとすれば、『1973年のピンボール』という小説において、「直子」という登場人物の占めるポジションは、まさに「僕」にとっての「喪失」そのものであるとすることができます。 また、『1973年のピンボール』と

          【講義メモ】村上春樹『1973年のピンボール』(1) 「直子」という人物についての考察

          国民的歴史学運動と「月の輪方式」についての私見

          こんにちは。 今日は前々回までとは少し違った話題について触れてみようと思います。 これはまた別の講義に対して私が提出した小レポートで、タイトルの通り、岡山県美咲町にある月の輪古墳の1953年における「月の輪方式」と呼ばれた発掘事業と、それに結び付けられた戦後の「国民的歴史学運動」について語られた講義に対して、私見を述べたものです。 なので、「月の輪古墳の発掘事業」と「国民的歴史学運動」についての予備知識がないと、何を言っているのか分からない文章になっています。まぁ、Wik

          国民的歴史学運動と「月の輪方式」についての私見

          2020.06.16 水原希子「日本人感」発言と外国人の政治的発言・行動に対する問題意識について

          (2020.06.16現在)Twitterのトレンドに「日本人感」という言葉が上がった。これはモデル・女優として活躍する水原希子さんのこのツイートから。 私がいつ日本人感出しましたか?日本国籍じゃなかったら何か問題ありますか?29年間、日本で育って、日本で教育を受けてきました。何が問題なのか全く分かりません。 これは他のユーザーのツイートを引用してツイートする、所謂引用リツイートです。なので、ツイートの原文には引用された方のツイートとユーザー名が記載されているのですが、公

          2020.06.16 水原希子「日本人感」発言と外国人の政治的発言・行動に対する問題意識について

          【講義メモ】村上春樹『風の歌を聴け』(2) 「最も印象的な」シーンについて

          私が『風の歌を聴け』で最も印象に残っているのは、37章です。 ここでは、病気で入院生活を送る女の子の手紙が読まれます。彼女の手紙からは、回復する見込みが薄いことがわかり、手紙の言葉は全体的には前向きではありますが、やはりどこか隠し切れない生への諦念、死の匂いを漂わせています。また、手紙を代筆するお姉さんは、その経歴から、「僕」が中学の卒業旅行でコンタクトレンズを拾い、お礼に「カリフォルニア・ガールズ」のレコードを貸してくれた女の子で、ラジオで「カリフォルニア・ガールズ」を「

          【講義メモ】村上春樹『風の歌を聴け』(2) 「最も印象的な」シーンについて

          【講義メモ】村上春樹『風の歌を聴け』主人公「僕」の意識・思考・価値観などについて

          私が『風の歌を聴け』の中で特に注目を置いているのは、主人公「僕」の言葉に対する認識です。講義では「鼠と過ごした夜に飲み干したビールの量と空けたピーナッツの殻」の話や、「ある期間の間にしたセックスや吸った煙草の数」の話など、その幾つかが書かれている点が説明されていました。 「僕」がそうして数字に固執する理由として、後者のエピソードが語られた23章に、 「「僕」が三番目に付き合ったガールフレンドは彼のペニスを指して「存在理由(レーゾンデートル)」と呼び、それから人間の存在理由につ

          【講義メモ】村上春樹『風の歌を聴け』主人公「僕」の意識・思考・価値観などについて