マガジンのカバー画像

耳で学ぶ「しまはる塾」

日本や世界の日々のホットニュースの意味と背景を皆様と一緒に考えます。世界を訪問する私の体験を皆様と共有し、何が見えるかを考えましょう。時折、幕末から今日まで日本現代史の節目の物語… もっと読む
音声で配信する情報マガジンです。できるだけ毎日、ホットなニュースを中心に配信します。ぜひ定期購読し… もっと詳しく
¥2,000 / 月 初月無料
運営しているクリエイター

2022年10月の記事一覧

00:00 | 00:00

※試聴版です。オリジナル版(05:18)はマガジン購入すると視聴できます。

英国では、このほど財源の裏打ちのない大規模減税や家計支援への市場の反発で辞任したトラス首相の後を受けてスナク前財務相が保守党の党首に選ばれましたが、スナク首相の前途には課題が山積しています。

00:00 | 00:00

※試聴版です。オリジナル版(09:02)はマガジン購入すると視聴できます。

国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)事務局が10月26日に報告書を発表し、世界諸国の気候変動対応策の現状ではパリ協定の実現は難しいと指摘しています。11月6日からエジプトでCOP27が開かれますが、途上国への支援やロシアのウクライナ侵略で余儀なくされている火力発電回帰をどう回避するかなどが重要課題になるでしょう。

00:00 | 00:00

※試聴版です。オリジナル版(08:52)はマガジン購入すると視聴できます。

岸田政権は10月28日に閣議決定する総合経済対策の目玉として、標準的な家計の光熱費負担を4.5万円減らせる支援を盛り込みました。家計を助けたい気持ちはわかりますが、総額20兆円にものぼるこの手の給付は、財政負担をいたずらに増やし、脱炭素への改革努力に水を差すなど、経済政策として適切か疑問です。

00:00 | 00:00

※試聴版です。オリジナル版(05:34)はマガジン購入すると視聴できます。

保育園に入りたいが入れない待機児童がこれまで大きな社会問題になっていましたが、今年4月の調査でこの5年間で1/10に急減したことがわかりました。この20年間ほど官民挙げての努力と最近のコロナ禍での入園希望者減少などが背景にありますが、希望者全入時代をむかえて、これからは質の向上が求められるでしょう。

00:00 | 00:00

※試聴版です。オリジナル版(05:38)はマガジン購入すると視聴できます。

自民、公明、日本維新、国民民主の改憲勢力は参院選の結果、憲法改正発議の必要な2/3以上の議席を獲得しましたが、憲法改正の中身については意見は一致せず、憲法改正への発議に持ち込めるかハードルは高そうです。

00:00 | 00:00

※試聴版です。オリジナル版(06:10)はマガジン購入すると視聴できます。

大会冒頭、習近平総書記が活動報告をしましたが、その重点は、2049年の社会主義現代化強国の構築と台湾の統一に武力も辞さないこと、でした。

00:00 | 00:00

※試聴版です。オリジナル版(06:19)はマガジン購入すると視聴できます。

第20回共産党大会が10月16日、北京で開会されました。これは5年に一度開催される最高位の意思決定機関ですが、今回は習近平総書記が慣例を破って、第三期の総書記すなわち国家主席に就任する大会なので、とりわけ内外の注目が集まりました。

00:00 | 00:00

※試聴版です。オリジナル版(10:33)はマガジン購入すると視聴できます。

ロシアの拒否権で国連の安全保障理事会は機能不全に陥っており、国連改革が叫ばれています。今回は元国連大使でもある北岡伸一先生の国連改革提案を紹介します。

00:00 | 00:00

※試聴版です。オリジナル版(07:32)はマガジン購入すると視聴できます。

市場の反発に驚いたトラス首相は右腕のKuwarteng財務相を解任し、減税政策を縮小しましたが、市場の懐疑と反発は深まるばかりで、Truss政権そのものが挫折する可能性もささやかれています。(この内容はトラス首相辞任発表の前に用意したものです)

00:00 | 00:00

※試聴版です。オリジナル版(07:32)はマガジン購入すると視聴できます。

イギリスのトラス政権がその政策の基本として大幅減税と多額の生活者支援を財源の裏付けなく打ち出したので、財政破綻を懸念した市場が反発し、ポンドの急落、国債価格の低落と利回りそして金利の急騰、株価の低落などが急進し、政権は発足後、1ヶ月半で窮地に立ちました。(このお話の内容は、トラス首相辞任発表前に用意をしていたものです)

00:00 | 00:00

※試聴版です。オリジナル版(04:58)はマガジン購入すると視聴できます。

IPEFは政治的理由でTPPに復帰できない米国が世界貿易の指導権で中国に対抗するために構想した連携枠組みですが、関税引き下げなどは対象としないので、アメリカ市場に参入したい参加国が魅力を感ずるか不透明です。
https://www.meti.go.jp/press/2022/09/20220913006/20220913006.html

00:00 | 00:00

※試聴版です。オリジナル版(05:04)はマガジン購入すると視聴できます。

バイデン大統領が5月の訪日で発表したIPEF(Indo-Pacific Economic Framework、インド太平洋経済枠組み閣僚会議が先般、ロサンゼルスで開催され、正式に交渉入りが合意されたことについてお話しします。
https://www.meti.go.jp/press/2022/09/20220913006/20220913006.html

00:00 | 00:00

※試聴版です。オリジナル版(06:43)はマガジン購入すると視聴できます。

中・露・欧・米では新しい次世代原発が実用段階に近づきつつありますが、日本ではこれまで原発アレルギーが強く10年の空白期間があり、設備も人材も確保しにくくなっています。海外PTに参加することで技術の継承をはかっていますが、出遅れの挽回を期待したいところです。

00:00 | 00:00

※試聴版です。オリジナル版(06:48)はマガジン購入すると視聴できます。

政府は電力逼迫を受けて、原発の新増設に方針を転換しました。世界では次世代の新型原発の開発・設置に各国は熱心にとりくんでいますが、日本では既存技術が生かせ、日本の規制を満たしやすい革新軽水炉が主要候補になっているようです。