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四国高知・愛媛編 Day1【四万十へ】BRZ紀行

Day1:2024.12.14

東予港には定刻通り 6:00 に着岸。「滞船車」手続きをしたので朝の支度を慌てずともよく 7:00 に下船した。

東予港

今日の最初の目的地は 37番 岩本寺。
もう何年も前に初めて岩本寺を訪れた際、天井に描かれた多数の絵の中に赤ちゃんの頃の息子に似た絵を見つけた。その時、息子に会えたような気がして涙が止まらず..
まだあるかどうか分からないが、その絵に会いたくて今旅を計画するきっかけになった。

行く手の山並みには鉛色の雲が垂れこめている。ナビに道の駅 木の香をセットして R194 を寒風山トンネルに向かった。
メーターパネルに表示された外気温は 4℃。車を降りると風が身を切るほどに冷たい。雪が降ったようで、トンネルを抜けた先の人家の屋根には薄っすらと雪が残っていた。

寒風山トンネル

道の駅 木の香の店舗はまだ開いておらず、トイレを借りてすぐに出発した。

道の駅 木の香

R194 を走っていると吊橋があった。案内板の由緒書きによると「木の根三里橋」というらしい。
人一人が通れるほどの幅で、細いワイヤーで吊られた、これぞ吊橋、という構造。少し渡ってみたが自分が歩く振動で揺れて怖い。1/3 ほど行ったところで引き返した。

木の根三里橋

道の駅 633美の里で休憩。地元の人たちで結構賑わっている。おにぎりと玉子焼きのシンプルな弁当が目に留まった。なんだか無性に食べたくなり買って車内で食べた。

おにぎりと玉子焼きの弁当

仁淀川沿いの r18 を走りたいが目標物がなくナビをセットできず。地図を頼りに走っていたが分岐を間違えてしまい引き返して軌道修正。ナビに誘導されるがまま走るようになってから地図を見るチカラが鈍ってきた..

r18 はすれ違いができないほどの道幅が所々にあった。浅尾沈下橋の案内標識を右折。集落に入る手前の細い道を川の方に下ると沈下橋があった。仁淀川の流れは穏やか。
先客の女性二人が写真撮影を終えるのを待ち渡ってみたが、欄干のない橋を渡るのは背中がぞわぞわして落ち着かない。

浅尾沈下橋

R494 経由で須崎へ。太平洋側に出ると車内への陽射しが暖かい。道の駅 かわうその里で昼食用にトロかつお飯を買っておいた。

須崎西から四万十町中央まで高知自動車道(無料区間)を快走し、岩本寺に着いた。
足早に本堂に向かい天井を見上げるとあの絵があった。それを見るとまたしても涙が止まらず.. 来てよかった。

37番 岩本寺

納め札を書き、蝋燭と線香をあげてお参りしたあと、納経帳に 3つ目の印を頂いた。当寺を去り難く、しばらくの間境内をうろうろしていた。

納経帳

道の駅 なぶら土佐佐賀で休憩。

道の駅 なぶら土佐佐賀

鰹のミンチカツをおやつにした。

鰹ミンチカツ

四万十市郷土博物館をナビにセット。本当にこの先に博物館があるのか..というような細い道を誘導されるがままに登っていくと山の上に小さな城のような建物があった。65歳以上は入場無料。最上階は展望台になっていて四万十市街を一望できた。

四万十市街

昔小さな動物園があったらしく、そこにいた動物の剥製が 3Fに展示されていた。
当地は一條家が治めていたらしい。2Fに展示されている古文書をくずし字翻訳アプリで読み取らせてみると、ちゃんと翻訳できているような、できていないような..

今夜は四万十市泊。宿で自転車を借りて地元スーパーに夕朝食の買い出しに行った。
赤飯弁当が半額になっていたので夕食はそれにした。
自分の毎朝のご飯のお供用に、じゃこみそ を土産に買っておいた。


(続く)
四国高知・愛媛編 Day2【宇和島へ】四輪紀行(準備中)


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