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挨拶のバリエーション〜ベトナム語と日本語

おはようございます。
おび はるです。


あいさつ。
人間関係の潤滑油。
気持ち良い関係を作るために
欠かせませんよね。


日本語のあいさつは
「おはよう」
「こんにちは」
「こんばんは」


そして、そのあと続くのは、
「今日は蒸し暑いですね」 「良い天気ですね」など、
天気の話が多いと言われてます。


一番当たり障りがなく、
誰もが気にしている、
最大公約数の共通の話題。


一方で、ベトナムでは
まずは「Xin chào」(シン・チャオ)
という挨拶の言葉があります。


朝・昼・夜などの時間帯は関係なく、
一日中使える便利な言葉です。


ですが、日常生活では、
あまり聞くことがありません。


代わりによく聞くのが
「Ăn cơm chưa? (ご飯食べた?)」


最初は、え?食事に誘われている?
と思って、ドギマギしましたが、
ただの挨拶です。


それに対して
「Chưa(まだだよ)」
と言うと心配され、


「Rồi (食べたよ)」
と答えると、
よしよしとうなずいて、


「ご飯何杯食べたの?」
とか「何食べたの?」
などと返ってくる。


相手が無事であるための、
基本の基本。


誰でも等しく必要な、
最大公約数の必須事項。


そこを、まず確認するのが、
人と人との距離が近い
ベトナムらしいな、と思いました。


何となく、離れて暮らす親が、
大きくなった子供に電話して


「ちゃんと食べてるの?」
と心配しているような
やや鬱陶しくも温かい
シチュエーションを連想します。


ベトナムの、人の温かみを感じる、
挨拶だと思います。


一方、どんな状況でも、
どんな人でも応じられる
天気の話題から切り出す日本。


相手への気遣いが感じられて、
いいなあと思います。

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今日の問いかけ♪

あなたは、挨拶の時、
どんな話をしていますか?

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いかがだったでしょうか?

また明日!
今日も素敵な一日を♪

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