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【睡眠実験】睡眠と労働と精神疾患の相互作用を身を持って実験した結果。

こんにちは。

春野太陽です。


ちょっと前の上記の記事で、


【労働時間に合わせた生活をしようとするために、自分のボロボロな身体に必要な休養・娯楽・睡眠を犠牲にする】


と、記載しました。

そして睡眠について私の場合、

『最低総睡眠時間もとい起床時間』

が大きく影響するので、私の睡眠体質について話してみます。

まずは現在知り得ている睡眠研究の共有から。

睡眠の研究により、人間に必要な睡眠はそれぞれ違うということが明らかになっています。

『7時間睡眠がベスト』と言われていた数年前とは研究結果が変わりましたね。

それから、ショートスリーパーはほんのわずかしか存在しないことも明らかになっています。

「2~3時間寝るだけで大丈夫だ」と言っている人の9割以上は本来睡眠不足だそうです。


そして、朝型か夜型かは生まれつきの体質なので生活習慣で変えられるものではないこともわかっています。

夜型が無理に早寝早起きしようとしても
むしろ入眠困難でストレスになる可能性もあるのです。

さて、ここまでは知り得る研究結果を共有しましたが、

続いて私が季節に分けて数日ずつ行った実験について共有したいと思います。

【実験時の目的・状態・方法】

目的/私自身の必要な睡眠条件を知ること
状態/無職時実施(時間の拘束がないため)
方法/睡眠アプリSleepSycleを用いて、必要な睡眠時間と自然な起床時間を知る

【実験結果】

いずれの季節も必要最低限の睡眠は約10時間。

そして、季節により起床時間が大きく変わる。

体内時計に任せて私の自然な起床を調べた所、日の出の早い夏場だと8時ごろ目が覚めるが、
真逆の冬場になると10時ごろに目が覚める。

また体内時計ではなくアラームで早起きしようと生活してみると、必ず起床時に睡眠不足感と頭痛やダルさや無気力が発生し、心身の悪化に繋がることも分かった。


朝型か夜型かと問われれば決して夜更かしや昼夜逆転をしているわけではないが、
基本的に朝は起きれず昼過ぎまで体調がすぐれず、夕方から寝るまでにかけてが1番体調が良いので
これらを総じて「どちらかといえば夜型」と理解している。

【結論】

私の身体は原始的な体質をしており、
『朝日が出たら起床し夕陽が沈んだら寝る』という体内時計に従った生活をしないと身体がおかしくなってしまう。つまりデジタルに溢れた時間に追われた世の中がかなり不適合な体質。(鍼灸医お墨付き)

また、一般的な日本人の平均睡眠時間が7時間らしいが、世界水準だと10時間が一般的とされており、私の平均睡眠時間の10時間は決して病的なものや甘えではなく普通であり本来あるべき人間の生活様式であるという事。
むしろ日本全体の労働や睡眠のバランスがおかしいということすら明確に身を持って判明した。

それから、
[夏場22時〜8時]の自然な10時間睡眠を、
[夏場20時〜6時]の出勤に合わせた10時間睡眠にスライドさせてみたとしても、
「10時間寝られてるから大丈夫!」とはならなかったということ。
このような場合の時、実験結果としては
[夏場20時〜8時]となり、早く寝ても起きる時間が早められることはなく、あくまで日の出に反応して少しずつ自然な覚醒で起床した。

これについては、実験結果の【早起きのアラームで起きると体調を崩す】と、
上記2つの結論の【最低睡眠時間が10時間】【季節の日の出により起床時間が左右される】の点から考えても、相当する想像通りの結果ではある。


いずれが、私が被験者兼実験者となって行った
私のための睡眠時間についての研究結果です。



とある記事では

「夜型体質の人間が、朝9時から夜5時のフルタイムを行うことは負担が大きすぎる。」

「日の出が違うのに1年中出勤時間が変わらないのは身体にとって無理がある。」

という睡眠研究から労働への警報もありました。
(※内容ざっくり記憶ですが。)

(※参照記事を以下に。どうぞ。)


とにもかくにも、

私自身でおこなった実験とその結果で

『自分には日本の一般的な就労方式はどうしても大事な睡眠に支障をきたす』

という点が分かりました。

そして、体質を知った上で今回の就職を改めてしてみて

体内リズムを破壊した睡眠でどんどん体調を崩して離職したので、


『うつ状態すら回復すれば労働できる、というわけではない。睡眠の条件が大きく伴う。』という事が立証できました。


さらにそれを裏付けるような睡眠研究結果の記事もみつけた事で、大きく納得と安心が得られました。


この睡眠の条件だけは今後絶対揺るがないように

生活を調整していきたいと思っています。


ひとまず、働けなくても起きられなくても

自分を責めず

よく寝るようにしましょう。


2024.02.19(Mon)
春野太陽

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