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みんなのフォトギャラリー・ご利用いただいた記事First

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みんなのフォトギャラリーより私の絵をご利用いただいた記事を紹介します。 (第1巻) 本来ならば記事のコメント欄でお礼をすべきかもしれませんが、このマガジンに加えるということでお礼…
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#小説

シキサイ,

アナタの本当の名は 深い深い海の色だろう そういうことに しましょうか それは僕が勝手に 決…

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18.湯殿のリリ(1)

「なんでこれが囚人用の部屋なのよ……」  宮殿ツアーを終え、独房に入って一人きりになると…

春坂咲月
1年前
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掌編小説:愛嬌

 今日は土曜日だ。 微かに館内BGMが聞こえてくる図書館のバックヤードで、ページの外れた…

Momo
1年前
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一緒にね…!

手のひら  僕は震えていたんだよ。  まるで“モミジ”のちっちゃい葉の様な手を恐る恐る触…

猫の肉球
1年前
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【小説】姉弟 ~ある夏の日~ 1000字

弟はお姉さんのサヤが怖かった。 しつこく、ねちっこく根に持ち、何かあるとそれは数か月にわ…

Blog副代理
2年前
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瞳の中の私

 ほんの少しの賑わいを見せた、誰もが知り、目にする普通の街。そこにある二階に構える喫茶店…

hoshi ichi
1年前
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anger

 ニヤケながら同級生Kはボクを殴打し続ける。 「まだ立てるのか?意外とタフだな」  Kの殴打は続く。  なぜこんなことになったのか。ボクはだた廊下を歩いていただけ。不注意でKにぶつかってしまった。すぐに謝り、逃げようとしたが、Kの手がボクの肩を強く掴んだ。  ほとんどの生徒の下校は済んでいて、誰もKの横暴に楯突くものはいなかった。ボクはそのまま校舎裏に連れていかれた。 「ボディがよお、ガラ空きだなあ!ヘッ!」  執拗な殴打が続く。が、Kは憑き物が落ちたようにぐったり

小説1本書き上げて。

私、書いた、ついに、小説を。。。 100%フィクションの小説。10000文字超えの小説。 読み返す…

あお
1年前
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『男子宝石②』(毎週ショートショートnote)

「駅前にある廃ビルあるだろ?」 唐突に友人が話しかけてきた。 「廃ビル?」 俺は頭の中に駅…

no1048
1年前
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トウキョウ、マイシスター

姉は女々しい。長女なのに。O型なのに。 おうし座なのに。 全米が泣いたら泣けるのに。 俺は…

🍷今週のお酒ニュース🍶

みなさんこんにちは♪ 今週もNK SAKELIFEおすすめのニュースはこちらから‼️ シャンパーニ…

NKSAKELIFE
1年前
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突然の泣き声が辺りを包んだ。あまりのけたたましい叫び声に相撲は中断され、

 突然の泣き声が辺りを包んだ。あまりのけたたましい叫び声に相撲は中断され、皆一様に声のす…

hozumi
1年前
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【小説】白い世界を見おろす深海魚 61章 (嘘とウソ)

【概要】 2000年代前半の都内での出来事。 広告代理店に勤める新卒2年目の安田は、不得意な営…

アメミヤ
2年前
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濡れた本を冷凍庫へぶち込んだ話

昨日の大雨で、本を濡らしてしまった。 朝、通勤中に夢中になって読んでいたから、会社の最寄り駅に着いたことに気づかなかった。「あ」っと思って、リュックの外ポケットにぽいっと突っ込んで電車を降りる。 それがいけなかった。 帰りは、電車の中でぽちぽちnoteを書きながら自宅に向かう。ホームを降りて改札を出ると、土砂降りの雨だった。私は朝の天気予報で雨が降ることを知っていたから、折りたたみ傘をリュックから取り出す。 だけど雨は、思ったよりじゃんじゃん降りだった。ばちばちばちぃ