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祝!卒業! | ふたりぐらしってね

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これつい2週間前で、てことは入社も2週間目。
姉はついにシャカイにとびこんでますザブン。

この日は開催をも危ぶまれた卒業式。
どこもかしこもキラキラしてて何だかお腹いっぱいになりました。

ゼミの友だち、クラスの友だち、多くの人に囲まれて嬉しそうで何より、
(ひとごみやなので遠巻きから眺める)

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祖母が母に奮発して買った振袖に腕を通して。
天候にも恵まれてカメラマンもモチベーションばくばく。

そういえば。

姉妹のワンルームはついさっきまで、世にいう就職活動の舞台でした。
面接官に対峙してzoom画面いっぱいに姉の顔の覇気たるや。

「私、オンライン面接向いてないわ。」
とつぶやく姉に否定もできず。

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いやでも写真撮って気づいた、超可愛いやん(妹バカ)

苦戦しいしい、あの姉ちゃんが半べそかきながらやってました
とはいえ取柄はすぐに自分を立て直すとこ(いや、寝て起きたら忘れるというのか)
ハマりきったかきらぬか…要領を得たかも…!
説得力のない連日腫れたまなこ付きのおっきな頭をよしよししているうちに
いつの間にか期間は終わり、あっという間に強制終了シャットダウンしました

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当時耳にタコができるほど彼女が言っていたのが
「人生ではじめて自分を顧みた」(いやこれまでなんやったのん)

常に相手をどうするかで生きてきた彼女にとって、内省は面白かった様子。
意外な自分の後頭部がみえたようで、驚き愉しみ、でもやっぱりちょっとめそめそしてました。

高校時代の豪雨のある日、学校が休校連絡が遅れたことがありました。
「はよしいや~」とブーブーいっている私たち凡人。

ねえちゃんはそんな人間ではないことは周知のとおり。
ではどうしたか。

足止めを食らっている駅でそのまま電話。(ボーン!)彼女に一同驚愕(というかドン引き)私もそっと一歩後ずさり(笑)んでも

「意見と対策をいっちゃらな今回の意味がないやろ、生徒やからこそいわな」

恥ずかしいが先行してしまう私だったけど、正義感や反骨心が原動力の彼女の姿は頼もしくもあったり、ちょっっとだけ誇らしく思っていました顔には出さんけどいやよゼッタイ。

こういうエピソードってかんがえたら山ほどあって
超、姉。ザッツ・姉。

でもでも、このワンルームで見てきたのは時のながれに従ってある意味カッコにおさまりに行こうとしている姉の姿。

「丸くなった」と嬉しく思う反面、
「姉ちゃんらしさが消えてくなあ」とちょっと名残惜しかったり。
邦ロックの古参ぶった気持ちにつつまれておった妹でございます。

っと思ってなんか寂しくもなってリクエスト

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昔からお得意のこの顔をかましているんを見て、ふっとびました

姉はなんちゃあかわっちょらん

そんな姉さんがFacebookにつぶやいてくれましたのでじまーーん

実は、卒業にあたって、妹こと百華プロデューサーが、サプライズ動画を用意してくれていました。私がこれまで出会ってお世話になった様々な人たちからビデオレターを集めてくれていたんです。恐るべき行動力に姉驚愕。そして動画一つ一つに感動(一部爆笑)。

この節目で、お世話になった人と私が改めて繋がりを改めて持つことで、これからも良い関係が続くよう、という狙いだったようで…。いやあんたどこでそんなこと覚えたんよ。
ちなみに、そんな狙いを知らない私は、あぁ、私は一人じゃないんだな、この人たちと一緒に生きていけるんだな、と今までにない安心感のようなものを感じていました。(今まで常に戦闘態勢だったため笑)

良かった、伝わってた。妹がんばったよ。

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まあ、これからも東京ワンルームは続きますので、変わらない毎日です

今年も夜な夜なしゃべりあって、ぶつかり合って、
お互い支え合って、がんばろね~~~~

文責・ももか(いもうと)

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