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発達障害当事者が、今の大学を選んだ際に気をつけた3つのポイント


どうも、自閉症の大学生の春野です
大学では特別支援を学んでいます。

さて今日は、「発達障害者の大学の選び方」
「自閉症のお前はどうやって大学選んだの?」

で記事を組み立てていきます

この記事にオススメな人

今年受験の発達障害の人
受験のお子さんにどの大学がいいのか迷っている親御さん

専門家の意見では無く、

実際の当事者目線の記事なので、より親近感を持ちながら読めるかと思います


1 自分の興味のある学問を選ぶ


まあこれは発達障害者でなくても当てはまりますね。基本中の基本。

もちろん興味なくても卒業できる人はいます。
発達障害者ではない人は。


でも発達障害者だと、興味のない学部に進むのはかなり危険です。ご存知の通り、発達障害は興味関心の幅が狭い。

興味関心の狭さから、妥協で興味のない学科を選んでしまうと8割退学するでしょう。
「自分は特別だから大丈夫」と楽観視した瞬間に終わりと思ってください。

大学は中高と違い、かなり自由な場所であり、自主的に学ぶ態度が求められます

興味ないからレポートなんてやる気出ない。

興味ないから授業めんどくさい

遅刻連発

出席日数が足りず落単

卒業出来ない

その結果、退学。なんてこともザラらしいです。(発達障害を研究している教授曰く)


大学の先生は日常のことは何も教えてくれないし、退学するときも誰も引き止めてくれません。

絶対に少しでも興味ある学問を選びましょう。
発達障害の特性とうまく絡まれば、少しは大学に通いやすくはなるはずです。

ネットなどには、発達障害者は情報系などに強いなど書いてありますが、それを見て情報系の学部に行こうなんて思わないでください。

あなたが興味なきゃ、何の意味もありません。(興味あるなら別です)

僕は発達障害ということもあり、発達障害を学べる大学で、家から一番近い大学を選びました

(結果大成功)(今の時点ではね)

とにかく興味大優先で選びましょう。興味!!!!!!興味!


2 偏差値で背伸びはしない

努力を否定してる訳ではありません。
興味ある学問で、尚且つ偏差値の高い大学に行けるなら、それ以上の幸せはないと思います。

ぜひその大学に行ってください。


でも、

「ついていけるかな」
「頑張って受かったけど自信がない」
「発達障害もあるし、偏差値の高い大学に入った方が就活ではいいんじゃないか」

と思ってる方は、ちょっとじっくり考えてみましょう


あのね、日本って学歴社会と言われますが、そんなことは決してないらしいです。僕は今22歳の大学一年生なのですが、周りの同級生たちはみな就職している人ばかりなんですが、彼らの話では、「思ったより学歴関係ない、大切なのは大学で何を学んだのか」だったんだって。

学歴で騒いでいるのは、ニートか、勉強しかやってこなかった世間知らずの人間たちです。

(僕は今偏差値55ぐらいのところに通っています)


まあ偏差値を下げた大学に行ったって、
発達障害である限り卒業が難しいのは変わらないのでは?と考えた方。

鋭い☆(うざいねごめんなさい)

そこでさらに絞り込む手段は↓



3 障害者専門の支援部署がある大学

今の時代、正直この部署がない大学はあまりありません。

なので障害者支援部署だけでなく、
障害でなくても相談に乗ってくれるようなサポート部署がたくさんある大学を探して見てください。

その障害者専門の支援部署と連携し、障害を軸に履修登録のやり方などを一緒にサポートしてくれる場合が多いですよ。

なのでまずは障害者支援部署を探す。
そこに電話してみて、障害以外のことで連携してくれる部署も存在するのか聞いてみる

のが一番手っ取り早いでしょう。

しょうみ僕は、学部のカリキュラム内容を調べるよりも、支援部署を重点的に調べました。

(何としても卒業したいので、もうどんな手段でも使うつもりだった)


(入った今、図々しくその部署を乱用しています)


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+ 僕の偏見

僕が大学を絞り込んだもう一つの条件は

心理学部教育学部、またはそのどちらかがある大学を探しました。
あと医学部が併設されてる大学ね。

偏見ですよ、うん。本当偏見なので間に受けないでください


なぜその2つの学部を探したのか。

なんか、その2つの学部があれば親切な大学生と職員が集まってきそう

だからです。(彼は真面目です)


だって心理と教育を学ぶ人は多分多少は穏やかな人も多いはずだし、
心理学部がある大学は、心理士をカウンセラーとして配置している大学も多かったから。

(障害支援の部署は、心理士の人が多いです。)

あとそういう大学の教授一覧を見てみると、結構障害児のことを研究テーマにいている教授が多いので、「ホーン」と大学を選ぶ理由の一つとして、色々探してましたね。



あ、あとね


スポーツが得意な発達障害者は別として、体育会系っぽいなこの大学、と思ったら僕はやめてましたね。

偏見ですので、「そうなんだ〜」くらいに留めておいてください
(彼は運動が大嫌いです)

あと家からなるべく近いところね
(彼は朝弱いです)

あと駅からなるべく近い大学ね
(彼は雨が大嫌いです)(あとシンプルに歩きたくない)


そういう自分が嫌な所を探して、絞り込んでいくと大学に通いやすくなると思います





こんな所かな

発達障害に限らず、大学は卒業が難しいです。
いえ、卒業自体はそんな難しいものではないんですが、

全てを自分で管理、動かなければならないのが大学の難しい所なんです。


でも、誰かに頼ることができれば、その難しさは和らいでいきます。

勿論大学を慎重に選ぶのも大事ですが、入った後も誰に頼るのかを
見据えることも重要です。


最近PSYCHO-PASSの映画を見ました
最高だったなーーーーーーーー〜〜

主人公2人のコンビがまた見れるなんてそれだけで泣けたし、映像綺麗だったな。この話すると軽くnoteのサーバーを落とせそうなくらいの文字数になってしまうので、ここまでにしますね。

ぜひみてみてください





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