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心地好い距離感

どっぷりとした距離感が苦手な私は、これ以上踏み込んでは後悔するっていう境界線があって、そこに少しでも触れた日の夜は夢見がよろしくない。

ある特定の生き物が登場する訳なのだが、ここでストップ!ストップだよ~っ!てな具合にわかりやすいサインがある。


素朴でアンティークなカフェでのひとり時間、美味。



発熱中にも、そんな夢を見た。

だって夢見る以前にわかっていたはず。さて眠りましょと枕に頭を乗せた瞬間、爪先踏み込んじゃったか?って思ったよね?

いやいや程よく心地好いのも否めない。これくらいが丁度好いのかもしれない。うん、とても満たされてるよね。不思議な感覚。

無理に封じ込める必要はないかな、て思い始めてる。いつでも境界線のこっち側には足を引っ込められるじゃない?そういう距離感。


レースが好き。ライトも好き。



高熱にうなされながら、妙に思考が巡り巡っている自分を、また別の自分が俯瞰していた数日。夢を見る自分をまた別の自分が見ていたのかもしれないが、平熱になった今も、距離感のお話はしっかり認識している。