トワイライトの舞台へ
2015年9月
オリンピック国立公園
今回の目的地は、フォークス。
オリンピック国立公園の中にある小さな町で、なんの特徴もない田舎町だけと、注目されるようになったのは、映画『トワイライト』の舞台となってから。
シアトルはこの日もどんより空。
全米一雨が多い街だから気にはしていないけど、確かにずっと住んでいたら気が滅入るのかな?
お昼頃にホテルを出発。
まずはシアトルから南へ1時間走ったところにあるオリンピアへ。そこから、ハイウェイを外れてオリンピック国立公園の玄関口のアバディーンへ。
オリンピック国立公園の手前にある、オリンピック国有林。半島全体が森に覆われてるので、道も緑に囲まれている。
これで真っ青な青空だったら最高なんだろうなぁ。
『トワイライト』の好きな理由って、恋愛ものである以外に癒しが詰まった自然が多く映るところ。奥深さを感じさせる音楽付きなのが好き。
…chick movie(女ものな映画)って言われると思うけどね…。
アバディーンから海岸近くに出る頃には空が晴れてきた!
この辺は、サーファーにも人気のスポットらしい。海岸にはサーフボードを乗せた車もちらほら。
映画にもラプッシュでサーフィンをしに行くシーンがある。晴れていても、曇っていても、雰囲気抜群なビーチ。
今回は、時間の関係上、メインロードから外れるラプッシュへは行けなかったけど…、いつかまた、行ける時には行きたいな。
やっぱり青空で海岸線を走るのは気持ちがいい♪
海岸線を走り、再び森の中を走るとフォークスの街に辿り着く。
この看板は、映画にも映っている。
フォークスは、人口4000人にも満たない小さな町。『トワイライト』では、主人公のベラがここで保安官をする父親と暮らすためにやってきた。シリーズの一作目では、ここでロケをしたけど、利便性やバジェットの関係で以降はオレゴンへ移動したらしい。
…確かにシアトルから近いとは言え、利便性はイマイチかも…。
田舎の何もない町だけど、緑と海や湖など自然に囲まれたところ。
周りにはコテージやモーテルが点在し、ここを拠点にハイキングなども出来る。
車を止めて少しは歩き回りたかったけれど…、出発が遅い寝坊な私の旅。今回はオリンピック半島を回るので精一杯。
ガソリンは、ポートエンジェルスに比べるとやや高め。燃料が持つなら、ポートエンジェルスで補給した方が経済的。
ロケ地巡りと言えばロケ地巡りだけど、がっちりロケ地を見て回ると言うよりは、ドライブを楽しむ方が正しいかも。
ひたすら走るのが楽しい。
一応、『トワイライト』のサウンドトラックをかけながら走って雰囲気だけでも楽しむ♪
フォークスからポートエンジェルスに向けてオリンピック国立公園内を走る。緑が濃い森の中を走り抜ける。所々、丘を越えたり、氷河湖に出くわしたり。くねくねな山道っぽいところもあり。
湖畔で静かな自然の中に浸れる場所も。
しばらく湖を眺めているだけでも癒される!
日が暮れる前にポートエンジェルスに着かないと〜っ!でも、所々、車を止めて自然を満喫。
時間があればなぁ…と後ろ髪を引かれつつ、車を走らせる。
ポートエンジェルスは、主人公ベラと同級生がプロムのドレスを買いに出かけたり、映画を観に行く町。フォークスよりも大きい。
カナダへ向かうフェリーが出ていたりもする、港町。ポートエンジェルスの先は、カナダのビクトリア。2時間程度で行けます。
帰り道に見かけたトーテムポール。
シアトル周辺やバンクーバーは、トーテムポールが点在するインディアンの面影が残る地域。
ここは、カジノ。カジノにトーテムポールって…なんだか皮肉。地域色がばっちりと言う感じもするけど。国立公園内にカジノかぁ〜と言う気もする。
写真は明るいけど、この時はすでに夕方。
ひたすら国道101号線をオリンピアまで走る。半島を出て、オリンピアへ出た頃には辺りは真っ暗になっていた。
町を繋ぐ道は一本だけど、知らない町で真っ暗になると多少なりとも不安になる。ハイウェイに合理すれば、ある程度、帰り道が見えてくるので安心するけど…。
ほぼ半島一周で終わったロードトリップだけど、満足はしている。知らない場所をひたすら走るロードトリップも大好きだし、緑に癒されるドライブだった♪
今度はラプッシュや、海岸線をオレゴン方向へ下るドライブもしたい!
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