変わる自分を許すことにした話。
ものを捨てようとしたとき、特に思い出の品とかだと心がズキッとする。
Aがささやく、「いいのか?捨てていいのか?思い出の品だろ?物もまだ使えるしもったいない。思い出も捨てるのか?」っていう声。
最初は戸惑う…
確かにこの○○はあのときもこのときも一緒だった。
そんな思い出の詰まったものを捨てるのか?
「でも、今使ってないし、これからも使わないよ?」
ともうひとりのBの声。
「いや、使う使わないではなくて思い出の詰まったものだぞ!」
また出てきたA。
「いやいや、もう役目を終えたのだよ!沢山の思い出を残してもう○○は役目を終えたのだ。だから役目を終えたものにさよならしよう!」
とBが言った。
Aは何か言おうとしたが諦めたようだ。
私も確かにそうだと納得。
ものを捨てる時に感じた罪悪感はやや消えた。
ものを捨てられないのは「変わる自分を許せない」からなのかもって思った。
ものを捨てたからと言って何が変わるというわけでもないけれど、本当に欲しいものに囲まれている自分はおそらくなんとなくのものや、捨てられないもののなかでいる自分とはおそらく違う自分だろう。
選んで置いとくものたちのなかでいる自分はなんかよい気がする。
しっかりとものたちにお別れして、次の一歩を踏み出す。
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