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マウントの心理

「マウントを取られる。」よく聞く言葉だ。

ここではマウンター(マウントを取りまくる人間)への私なりの対処方法を解説したい。

そもそも「マウントを取る。」とは何か?

『相手よりも自分の方が立場・ポジションが上であると言うのを直接的・間接的に認識させる行動』と私は理解している。

多くのマウンターと対峙してきた私。

ここからは、とあるマウンターを例に対処方法を説明していきたい。

私がまだペーペーの会社員だった時、Hさんというマウンターがいた。彼は直属の上司だった。日常的にマニアックな映画の知識を披露する気持ちの悪い男で「お前はそんなことも知らないのか」というのが常套句だった。仕事においても、私はペーペーなので何もできない。仕事を教えてくれる気もないH。私が教えを乞うと「お前はそんなことも知らないのか」と言われた。

立場が上だと言うのを良いことに好き勝手マウントをとるH。本当に腹が立った。

だがふと冷静になってみた。
なぜこんなクズに腹が立つのか? なぜストレスになるのか?

それはHのマウントを真面目に捉えすぎていたから。

「お前はそんなことも知らないのか」という言葉を受けて、

①知らない自分に落ち込み
→②そんなこと知っている訳がないと開き直る
→③私の開き直った態度を気に入らないマウンターH 
→④Hはさらなるマウントで応戦

この悪循環に陥っていると気づいた私。

Hは生粋のマウンター。彼を改心させるのは至難の技だし、そんなことに自分の容量を割きたくない。だったら悪循環に陥るスタートである①を断てば良い。

そこで私はHから「お前はそんなことも知らないのか」という言葉を受けた時、知らない自分を責めるのを止めた。知らない自分を受け入れることにした。

Hが私にマウントを取るのは、私よりも上にいるという自己満に浸りたいから。Hは私よりも上にいるというのを認識すれば満足するのだ。

だったら変な抵抗はやめてさっさと認めてしまおうではないか。Hの方が私より上だと。

私は次の以下の3つを実行した。

①相手の方が上だと認めてあげる。(全く思ってなくても)
②相手がマウントを取ってきた内容を程よく褒めてあげて、自分を少し下げる。
③マウントを取られたら笑顔で。

マウントを取られた時のNG行動は、こちらがさらなる上のマウントを取り返しに行くこと。これはマウント合戦が始まるので絶対ダメです。悔しい気持ちは理解できますが①相手の方が上だと認めてあげましょう。

そして②ですが、ポイントは相手がマウントを取ってきた内容を褒めた後、即座に自分がその知識がないことをほんの少し自らを下げるように言うとグッドです。

マウントを取られ、あなたが悔しそうに負けた表情・開き直った表情をするとマウンターは喜びます。マウンターの餌はあなたの表情でもあるのです。③笑顔で対応しましょう。笑顔すぎると逆に舐めてると思われるので、程よく笑顔で。

Hにこの3つを実践すると、効果は割とすぐに出ました。
Hはマウントをとる対象を私から別の人間に変えたのです。
その後、私にはマウントを取ってこなくなりました。

その後もHとは別のマウンターが私の前に現れた時も、この3つを実践しマウンターを駆逐しております。

マウンターの心理を掴んだ我ながら素晴らしいマウンター対策だと思います。

今、身近にマウンターがいて悩んでいる方。
是非実践してみてください。

別にマウンターに悩んでいないあなた。
マウンターは意外とそばにいます。



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