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三浦春馬さん作品レビュー:陽はまた昇る

カネ恋を観るのはつらいので、昔の作品を観ることにしました。今回は「陽はまた昇る」。1話から7話まで一気見です。

2011年の作品なので、三浦春馬さんは当時21歳。地球ゴージャスの舞台を経験し、「君に届け」で風早君を演じ、「大切なことはすべて君が教えてくれた」で月9初主演を果たした後あたりのドラマとなります。警察学校の生徒の役で出演しています。主演は佐藤浩市さん。ほかに真矢みきさん、橋爪功さん、六角精児さん、YOUさん、井浦新(当時はARATA名義)さん、斉藤由貴さんら。

警察学校の同期として池松壮亮さんが出演されています。ほかに高橋努さんも出演されていますが、まあ池松壮亮さんと三浦春馬さんがとても良いです。特に三浦春馬さんについては、本当にこれは風早君を演じたのと同じ人ですか?? と問いたくなるほど。どこか「俺の人生なんて、こんなもんだろ」と半ば投げやりに思っているイマドキの若者が、警察学校で揉まれることで、若さゆえの青臭いまっすぐさを残しつつ、「社会人の男」に成長していきます。その成長っぷりを表す演技が本当に見事です。池松壮亮さんに引っ張られた面もあるのかもしれません。彼も非常に良かったので。

よくよく考えたら、「サムライ・ハイスクール」で戦国武将とヘタレ男子高校生を見事に演じ分けた2年後でした。風早君役はもしかして、プレッシャーではあっただろうけど、役柄としてはそれほど難しいと感じる役ではなかったのかもしれない、と思いなおしました。

当時リアルタイムで観ていなかったことが悔やまれます。まだ子どもが小さかったので、1クール1つぐらいしかドラマを観ていなかったし、録画もしていなかったころでした。

残り数話も楽しみに観ます。



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