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HSPだからこそ「他己中」な生き方をしてきた私。

「相手の望むことがしたい。それこそが私の喜びでもある。」と思っていたけれど、この考え・感覚が”他己中”なのかもしれないと、夫から何気なくかけられた「他己中だな~!」という言葉から考えさせられた。なぜならば、”相手の望むこと”が一番最初に来ているから。

”自己中”だったら、一番最初に来るのは自分。「自分がどうしたいか?」から始まる。そして日本では、”自己中”というと悪い意味で使われることが多い。でも”自己中”って、本当はそこまで悪いことじゃないんじゃないのかな、と。


自分をないがしろにして相手が望むことをやる。でも、相手は他人。だから私が求められていると思って行動したこと、それが本当に相手が望んでいるとは限らない。むしろ「あなたのためを思ってやったのに…!!」と、自分が勝手にやったことなのに、相手が受け入れてくれないからと怒ったり拗ねたり。これって結局誰の為にもなってないんですよね。むしろお互いに悪い空気になるんじゃないかと…。

だったら、「自分がやりたいことをやる。やりたくないことはやらない。」という基本的なスタンスを持っていた方が、生きやすくなるし、他者との距離間も丁度よく保てるような気がするんです。


HSPという気質を持っている私は、感じ取らなくていいことまで感じ取ってしまったり、相手が求めていないのに「こうして欲しいんだろうな~」と気を配って行動してしまったり、無意識のうちに何かと他者を中心に考えて行動することが当たり前になってしまっていたんですよね。

だから”他己中”とか思ってみたことがなくて、むしろみんなそうやって生きているものだと思っていたんです。でも、HSPを知ってそうではない生き方をしている人もいることに気づきました。


いろんなことに繊細で敏感だからこそ、自ずと”他己中”な生き方をしてしまっているHSPさんが多いかもしれませんが、気づいた時だけでも良いので、ぜひ自分の中で対話をしてみませんか?

「”私”が一番?”相手”が一番?どっちが先??」

時間はかかるかもしれませんが、自分への問いかけを繰り返すことで少しずつ本当の自分の想いが分かるようになり、より生きやすい日々が訪れると、私は思っています。

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