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#209「謙虚さを持って次の未来へ」

「人間の心は庭のようなものです。それは知的に耕されることもあれば、野放しにされることもありますが、そこからはどちらの場合にも必ず何かが生えてきます。
もしあなたが自分の庭に、美しい草花の種を蒔かなかったなら、そこには雑草の種が舞い落ち、雑草のみが生い茂ることになります。」

ジェームズ・アレンの【原因と結果の法則】

「人間はある程度成功すると傲慢になり、自分だけ良ければいいという利己的な心が出てくるようになる。しかし、少しばかりの成功で驕り高ぶってしまうようでは、その成功は決して続かない。どんなに成功しても相手を思いやるやさしい心を、よき思いを持ち続ける必要がある。」

稲盛和夫氏

「謙虚にして驕らず」という言葉がある。世の中の成功者はみな謙虚な人だと言われる。では、最近の私は謙虚だろうか。怪しい点が多々あるように感じる。

ここ1、2か月は個人的に大きなプロジェクトの負荷が大きくて、常に満身創痍ななかにいる。いわば、タスク的に余裕がないのである。余裕のなさはを懸命に作ろうと意識はしているものの、心のどこかでやはり焦りがあるのも事実。すると、いつからか自分自身のことで一杯一杯になっていた。

短期的に物事を考えるのではなく、長期的な視点も養わないといけない。会社の未来もそうだけど、まずは自己実現が大切。どんなライフプラン(人生設計)を目指すのか。余裕がない時こそ、自らの掲げたビジョンを信じられるかが大事になる。

今年の目標は、ほとんどがサッカーで目指したい姿や結果だった。仕事でどうなりたいとか、どんな人生を送りたいのかという長期的視点が足りてなかった。それは、今年一年を振り返って感じること。

一方で全てが悪かったとも思わない。サッカーに懸けてきた想いや行動は一定の結果に繋がったと思うし、良いことばかりではなかったけれど手応えもあった。今までできなかったことを達成できたし、個人としても多くの試合に出場できていた。ちゃんと向き合えたしわ行動を継続できたからこそ、やりきれたと思えた。やり切れたからこそ、次にやりたいことが見つかってきた。まだぼんやりだけど。

今年は今年として肯定したいし、改善点は来年から、いや今日から改善していこう。10年後、どうなっていたいのか。20年後、どんな暮らしをしていたいのか。ありたい姿を目一杯妄想して、ワクワクしていこう。ただし、謙虚に。私1人の力で達成できることなど、ほとんどないのだから。

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